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«  普天間基地の移転の問題について (2) | トップページ |  東大・京大の教員の、人事制度の改善について »

 国立大学の、3分類への、序列化・区分化の、必要性について。

 国立大の役割は、

 A、国家間の資本主義競争における、安全保障と経済利益の確保のための、国家レベルの研究と人材育成

 B、教育の地域社会主義 

  (県庁のある都市から、別の都市に引っ越さなくても、最低限の大学教育なら受けられる。

   地域自治体や地域企業も、最低限の基礎的なレベルの公的研究者・専門家を、地元に確保できる。)

 この二つの役割があると思う。

 そして上記の二つの役割は、相反する以上、これを、同じ大学に求めるのは、物理的に不可能だ。

ーーー
 明治後に、まず政府により東京大学が作られ、続いて京都大学が作られ、戦争に勝ち続けて植民地を確保したため、比較的に帝国の富が豊かになると、
 明治大正と、順序に、帝大が主要都市に作られ、最後は戦前直前までに、7帝大が作られた。

 それでも、戦前の中央集権政治と、軍事費の高額負担の中では、

 それ以上の地方都市には、師範学校や医科や工科などの専門学校は作られたが、大学までは作られなかった。

ーーー

 戦後は、米国の支援・軍事費の縮減により、経済の高度成長が起こり、

 角栄地方利権主義の元、日本の辺境地域まで富が分配され豊かになったため、

 国立大学が、全県にいきわたり、しかも、それぞれが予算を豊富に獲得して、自己肥大を続けていった。

 東京にあった多くの国立の職業専門学校も、東工大や一橋や芸大などの単科大学になり、場合によっては、国会議員の誘導により、県庁でない地方都市にまで、単科大学が作られた。 

 結論としては、

 これらの時代は、戦前も含めて、国立大学における、国家間資本主義競争と地域社会主義分配の区別が、いい加減だったのだろうと思う。

ーーー
 現在、角栄型の財政投融資が、とうに破綻した以上、
 国立大学も、形式的な法人化などではすまされない、再編成が、今後求められる。

 すなわち、A、と B、の明確な分離が必要だ。

 1、東京大学・京都大学 (A;国家間資本主義対策の国立大)

 2、大阪大学・名古屋大学・北海道大学・東北大学・筑波大学・金沢大学・広島大学・九州大学・琉球大学

   (AとBの中間;道州規模の大学)

 3、それ以外の県大学 (B;地域社会主義のための、国立大)

  に、やはり、細分する必要がある。

ーーー
 まず、3について、述べる。
 
 3、は、各県の人口に応じた規模の、全体の入学定員にし、(各県で定員÷人口の比率を均等にし)
  
   文学部と理学部は廃止
   
   法学部
   商学部
   農学部or工学部 (隣県ごとに交互に配置)
   医学部or歯学部or薬学部 (隣県ごとに交互に配置)

   のみにし、わけのわからない細分化した名前の学部は、廃止する。

   資本市場で戦う民間大学でないのだから、
   いつ成果が出るかわからない、リスクの高い斬新的な学問などやる必要ないし、
   人寄せのために、かっこいい珍しい名前をつける必要もない。

   そして、授業内容は、徹底した、基礎・基礎・基礎。

   全国どの大学でも、本質的には、同じカリキュラムにする。
   内容が、たとえば農学なら、山形県なら山形にあった内容、熊本県なら熊本にあった内容、と細かい地域的な内容が変わるだけにする。
 
ーーー
   もちろん、これらの県大学には、大学院は要らない。

   大学教授に贅沢をさせるための組織などは、国家も国民も、「要らない。」
   県レベルの大学に大学院など作っても、教員の所得の確保のための、資格利権ビジネス詐欺組織に、なるだけである。

   バブル崩壊後十年以上たち、すでに国民の多くが、大学教員の所得のための予算消費(税金負担)に、苦しみ、あえいでいるのである。

ーーー
   EL工学研究などをやっている山形大の教授は、もし本当にその研究が、国家間競争に勝つために必要な、事業仕分けの結果も覆すくらいの重要な研究なら、
   東大に移ってやればいいのである。
   道州レベルで、広域的な東北の人たちに役立つ研究なら、東北大に移ればいいのである。

   はっきり申し上げて、
   満員電車にも都市騒音にもさらされず、快適な田舎の地元で鳥のさえずりを聞いてぽやぽやしながら、
   自分だけは、所属の師弟グループだけは、国レベルの高尚な研究を続けたいなどという、
   「甘ったれ」教員を食わすための税金など、今の日本にはない。

   本当に優秀なら、国1の人たちが定年まで全国転勤を続けるように、定年まで田舎に家など買わずに、
   都会の娑婆にまみれて、優秀すぎて怖いくらいの全国レベルの人たちが集まる職場で、すなわち、国家戦略の中枢大学で、
   激しい競争に苦労しながら、高度な研究をしていただきたい。

ーーー
   県レベル大学の本当に一部の、数名の少数教員が、まれに立派な成果を出すことで、
   彼や彼のグループ以外の、多くの平凡田舎教員達が、
   たいした成果も挙げていないで田舎でぽやぽやしているくせに、 
   (もちろん、自治体職員や地元企業で働く地元人材を育成している上では、まじめに働いているとしても)、
  
   国レベルの高額な予算を、国庫国民に甘えてぶんどっていて、
   国民に望まれてもいないのに、国レベルの高尚で高額な研究に、非効率に手を出して、
   税金をお支払いしている国民の皆さんに多大な迷惑負担をかけている

   これが、地方国立大学の現状です。

ーーー
   そして、県レベル大学では、
   内容は、基礎をきちんと教える、に限定して、
   高度な研究や教育などを求めない代わり、

   給料も、月10万後半~20万円代、40歳過ぎて月30万円台とし、
   予算圧縮を実現する。
 
   任期も、連続再任不可の完全任期制3年とし、
   より多くの専門家識者に、教員ポストを、与えられるようにする。

ーーー
   基本的に、ソ連や東欧共産圏の歴史を見てわかるように、
   社会主義は、安かろう質が低かろう、にしかならないのである。

   国にお金がないし、その上で、大学学部くらいは、全県の所在地に社会主義的に設置したい、

   そうなると、上記のようなやり方しかない。

ーーー
   ぜいぜい、全体定員のうち、1割の優秀教員を、1回のみ2年間だけ延長可能、
   にすることで、
  
   連続再任不可の任期制としての、雇用の機会均等と両立させながら、
   ある程度の、インセンティブ向上や、競争原理による成果向上を、
   地域社会主義の枠組みを超えない範囲で、行うことが可能になる。

ーーー
   理系の大学は、設備に費用がかかるので、
   
   工学部と農学部は、各県ごとが効率が悪ければ、
   島根と鳥取で、どちらかが工学部、どちらかが農学部、
   と、分けるしかない。
  
   医学部と薬学部と歯学部は、現状でも、地方はだいたいそうなっているが、
   重複があったら、避ける必要がある。

   これらの学部は、その分、学生寮を充実させて、
   隣県出身者の住居費負担に配慮することも、できる。
 
   この財政難の時代に、
   それでも文句言うような甘ったれた学生は、
   まず社会で十分労働させて、思い切り税金を払わせて、勤労納税者の税金の重みを理解させてから、
   ご希望の学部に行ってもらう必要がある。
 
ーーー
   道州レベルの大学では、
   日本の財政事情に応じて、
   上記の農学部と工学部、
   医学部と歯学部と薬学部
   を両立させても良いかもしれない。

ーーー
   全て上記は、日本の財政の余裕に依存するので、

   今後、日本の富が減り、さらに貧しくなったら、
  
   当然、道州レベル大学間でも、農学部と工学部の分離分担、医歯薬の分離分担、

   または、県レベル大学では、大学2年までの、教養課程までの短大化、

   も、必要かもしれない。

ーーー
  いずれにせよ、はっきりしていること。

  日本国家と日本国民の「富」の拡大、すなわち「国家間資本主義競争」に「たいして貢献しない」程度の研究教育業績だったり、
  
  逆に、
 
  「地域社会主義分配」として、日本の現状の富の地域分配として、適切な「最低限」の「限度を超える」研究教育を、
 快適に地方でぽやぽやしながら、角栄地方利権主義の恩恵にあずかってしている、

  こんな教員達は、
 
  国立大学教員としては、適性失格や過剰配備であり、

  雇用としては淘汰しなければなりません。

  (甘甘人権福祉社会なので、
   これまで国税を浪費してきた罰を、中世キリスト教社会や近現代共産主義社会のように、火あぶりや強制収容所の拷問で受けるような形で、淘汰されないだけ、ありがたく思え!!!)

ーーー
  国民の皆さんは、税金を払っているのだから、これら「寄生虫」国立大学教員に、もっと怒る必要があります。

  国会議員の先生方は、これら「寄生虫」国立大学教員の「駆除」に、ぜひ、法改正や議論を通じて、行動して下さりますよう、よろしくお願い申し上げます。

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