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 避難民救助と、被災地の土地計画において、民主党政権に気をつけて欲しいこと。 (5)

 限られた金で、必要最小限の金で、
 原発以外の地震津波災害に、
対応するという気持ちが、

 本当に菅首相や民主党にあるのか?

ーーー
 自民党は、幾多の、震災・非常時対応の「経験」は、「買い」だが、
 同時に、自民党には、巨額の財政赤字の「前科」もある。

 民主党は、原発以外の地震津波災害は、
 いままで日本で起きてきた天災が、ただ前例より規模が大きいだけだから、
 時間を掛ければ、安定状態まで、決着は出来る。

ーーー

 だから、その際に、
 自民党の経験を仰ぐのは良くても、

 責任者は民主党なのだから、
 自民党の案に盲目的に抱きついていると、

 復興はしたけれど、巨額の財政赤字、
 下手すると、金だけかかっていつまでも平時状態にならずに、どぶに金を捨て続けるような投資漬けになる、

 可能性がある。

ーーー
 まず、自民党時代に作られた危機管理制度のおかげで、
 防災担当の大臣がいるそうだが、

 現職の松本氏で、本当にいいのか?。
  
 先祖が封建時代の被差別民だったら、議員の中で凡庸でも、極めて重要な職に就けるのか?

 平時の防災担当は、イスに座って待っている大臣かもしれないが、
 今は、どの大臣よりも優秀な人を、そこに置かなければいけない時じゃないか?

 私もここ数ヶ月注意して政界をみていなかったが、
 菅氏はいったい、何を考えているのだ?

ーーー
 しかも防災大臣と環境大臣を、分けてもいないそうだ。

 環境省は小省庁とはいえ、斬新的な事をやるのだから、必要な勉強量は、日進月歩で多量である。

 非常時が起きた状況での防災担当と、環境大臣の、両立は、
 たとえ、民主党の前原氏などの最精鋭ですら、できないはずだ。

ーーー
 それ以前に、防災担当の職務だけでも、
 
 法学部を出て、ずっと立法府(社会党)で生きてきた松本氏には、
 危機管理の仕事は向いていないと思う。

 民主党は、中道左派政党として、左派政党ほどでなくても、自衛隊を避けてきたから、
 自衛隊経験者の議員がいない。

 警察すら、少数友党に、もうご高齢の亀井氏がいるくらいだ。

ーーー
 インテリ政党なのだから、ある程度は仕方ない面もあるが、
 それでも、何も危急時用の人材準備をしてこなかったのでないか?
 
 北朝鮮がミサイル撃ってきたら、本当に70代の北沢大臣、インテリが多い副大臣政務官に、指揮を執らせるつもりだったのか?

 皮肉なことに、官僚組織、とくに警察へのアンチテーゼとして、学生運動を組織で手伝っていた仙谷氏ぐらいが、
 反政府アマチュアで、行動的な組織運営に長けている程度だ。
 
ーーー
 防災担当には、軍隊や警察のOB議員がいないなら、

 せめて文官技官でも、行政府の国家公務員で中枢で働いてきたOB,岡田氏の子分のような人を、置くべきだと思う。

 それか、民間や他党から、総務大臣に元知事の片山氏を雇ったように、野党から与謝野氏を引き抜いたように、

 財政投融資以外の郵政で妥協して、亀井氏についてもらうなり、
 自民党の軍隊警察議員に離党してもらって釣るなり、
 民主党に近い中道よりの、軍隊警察OBを選ぶなり、

 すればいいと思う。

ーーー
 中道左派が、先祖被差別民団体に配慮しなければならないなら、
 松本氏には、本人の能力に適度な、どこかの政務職を与えておけばいいのではないか?。

ーーー
 また、
 会議をいくつ作ろうが、復興庁の様な役所を、別に作ろうが、
 結果を出せばいいのだが、
 
 とにかく、金は無駄に使わないで欲しい。 

ーーー
 震災前のような被災地に戻る、というのは、100年とか1,000年とかの次元で考えることだと思う。

 ここ数年の時点では、

 ① 被災民に、被災地でなくても、国内で、なんとか、家と平時の生活を与える。
 ② 福島の原発破損を何とかする。他の原発で類似事件を起こさないようにする。

 これだけで、精一杯だと思う。

 ②なんか、前例がないのだから、いつまで掛かるか、どの位費用が掛かるのか、まったく見当もつかない。

ーーー
 今の菅政権は、民主党政権は、
 自民党公明党の言いなりになって、
 
 震災直後の応急処置をするのはいいとして、
 
 戦略もないまま、
 てんでばらばらに俯瞰計画も無しに、
 とにかく国債を出して金を使って、
 
 金や援助を欲しがる、被災自治体や住民に突き上げられ、
 仮設でない本格住宅や、公共施設の再建など、
 私財であれ公共財であれ、本格的な街作りにまで、

 公金援助をばらまこうとしているように、見える。

ーーー
 地震直後は、応急処置は必要で、
 まず緊急救助をして、近くの体育館に人を運んで入れて、食料を運ぶ、風呂も用意する、
 これでいい。

 しかし、応急処置でない手術的な、
 本格住宅だとか公共財の街作りだとか、
 こんなもの、あれだけの被災面積がある中で、
 
 無計画・無優先順序・無取捨選択で、
 欲しがる自治体や住民の要望のいいなりになって、国が払い出したら、
 
 平時でさえ金がない国は、
 破産するし、
 被災民を支える、被災地以外の他の納税者も、負担に耐えられない。
 
ーーー
 全国の自治体に、市営住宅の空きが充分ある以上、

 極端な話、
 南三陸と宮城北東海岸、福島東部海岸は、

 もはや、いったん廃市・廃町・廃村する地域、
 よくても、かつての複数の市町村を集約して、広域市町村にして、
 北海道の田舎のような人口密度の低い市町村として、

 当面退行するべき、地域なのである。

ーーー
 それをなにか、
 また、金を掛けて、
 
 全ての被災地で、

 元の田舎町以上に、
 高度な(高額な)土木技術で、

 新型漁港や新型住宅地を、

 元住民のために復興させるぞ、
 
 などと、景気のいいことを、

 どこから金が出てくるのかを考えもせず、

 国家公務員もはしゃぎだし、
 地方公務員も、オラの村のことしか考えず、はしゃぎだしている。

ーーー
 もし北朝鮮がミサイル撃って、
 一つの町が破壊されたら、
 
 為政者が普通考えることは、
 金がない場合は、
 生き残った住民を、別の自治体に移送保護して、
 いったんは、破壊された町は、放棄せざるを得ない。

 こんなのは、戦前の時代には、外地の戦場でよくやっていたことだ。

 ーーー
  破壊という意味では、戦争も天災も同じだ。

  復興など、よく気軽に言えると思う。

  まだ豊かな90年代に、小面積が被災した、奥尻島ではないのである。

ーーー

  土地があり、海があるのだから、
  田んぼに稲を植える、漁に出るのはいいが、

  住む町としては、もうかつてと同じ場所には、10年100年の単位で、人は住めないのである。
 
 ーーー
  当面は不便でも、

  どうしてもそこの土地と海に依存する農家や漁師でさえ、

  一時は、仙台や盛岡や福島郡山など、内陸の大都市や、その衛星都市の、市営住宅に、まずは移って、

  被災手当や、うまくすればそこの雇用、だめなら生活保護で、まずは平時の生活をする必要がある。

ーーー

  その間に、被災地内で、適度な距離間で分布する様に、

  農地や漁獲に必要な人口だけのための、集約した町村住宅地を、高台(平地に盛るか、山を削るか、天然)の上に作る。

  そして、その新規住宅丘に、

  農家と漁師、そして彼らが必要とする最低限の他の産業人口だけが、
  引っ越して住む。

ーーー

  それ以外の、

  たとえば石巻の土地と海、女川の土地と海、南三陸の土地と海などに、どうしても依存する農家や漁師以外の、

  2次産業以降の人達は、

  戻る必要が死活でないのだから、

  他の自治体の、市営住宅に移り、もう被災地からは、離れるべきなのである。

ーーー
  そういう、雇用で戻る必要のない人達でも、老人は、移転がつらいだろうが、

  それはもう、しかたなく、津波で飲まれなかっただけでも、御の字なのである。

  なるべく希望は聞いた方がいいが、(海辺の人は、海辺の新天地など)、新しい土地に慣れずに、ストレスで亡くなってしまったら、

  それは、これだけ経済が弱い国で被災した人に必須の、天命・運命なのである。

ーーー
  ナチスの時代のユダヤ人、ソ連の時代の異民族などは、ある日急に、村人ごと列車に乗せられて、

  選べもしない全く別の場所に、強制的に連れて行かれて、

  ユダヤ人ならガス室行き、ソ連の異民族なら、全く別の気候の土地で、経験もない産業労働を、貧しい条件で強要されたのだから、

  そういう人達に比べれば、日本の被災民など、まだ恵まれている方である。

ーーー
  

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