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2011年6月

 遺伝学を基礎にした、個体能力による、カースト制度のすすめ

 血統だけのカースト制にすれば、中国の易姓革命や、歴代の王朝交代がいい事例のように、いずれ破綻するのである。

 しかし、法の下の平等「嘘」宗教の、イランや北朝鮮も真っ青の、「闇」の宗教原理統治にすれば、
 これも「詐欺失政」となり、やはり破綻すると思う。

ーーー
 遺伝学をベースにした個体能力による、
 科学的根拠のある、
 カースト制。

 これが、将来の政治に必要な、「光」であると思う。

ーーー
 なぜ、競走馬の世界や、家畜飼育の世界では、できていることが、
 人間世界では出来ないのか、

 それは、
 キリスト教やマルクス教のような「宗教詐欺」「知力詐欺」の弊害が、
 いかに打ち倒すことが困難かの、
 証左である。

 人間関係の、損得勘定と、対等性の比率について。

 人間関係の本質は、はっきり申し上げて、「損得」なのである。
 
 だから、「損得じゃない」とか言い出す人物に関しては、100%、詐欺師か狂信者か知的障害者以外、あり得ない。

ーーー
 他人に損をさせた時、
 普通、加害者が被害者に取る行動は、以下の通りである。

 ①対価の賠償をする。 
 ②平謝りして、許しを請う。

 普通、小さな損害は、②ですませ、大きな損害は、①で済ませることになる。

 更に大きな損害になると、対価+α(起債責任料)を、払う事になる。
 αは、社会常識の範囲で、中立の第三者、普通は法曹が決めることになる。

ーーー
 ところが、他人に、小さくない損害を与えて、
 賠償をしない人間が、たまにいたりする。

 軽度の悪質だと、
 ③逃げてしまったりする。

 さらに重度の悪質だと、
 ④素知らぬ顔で、平然と無視したり隠蔽したりする。

ーーー 
 この4通りの、加害者の行動パターンの内、
 
 加害者が、①②の行動を取る背景には、

 今後も、同じ社会のメンバーとして、
 人間関係で、もうプラスでなくても、マイナスでない収支とんとんや、許容範囲内のマイナスに戻して、

 人間関係を、不要に敵を作らずやっていこう、という、態度がある。

ーーー
 しかし、③④を取る人間の行動の背景には、

 もう他人のことなど知らないよ、
 あなたとの人間関係は、大きいマイナスの、敵同士でいいですよ、
 という、

 社会性の欠如した態度がある。

ーーー
 もちろん、この人間関係は、対等な人間同士で成立する話である。

 あくまで「対等」が前提で、「平等」が看板倒れになるような、釣り合わない人間同士では、通用しない。

ーーー
 たとえば、酪農家が、飼っているブタに、数日餌をやり忘れたからと言って、飢えさせたり死なせても、
 じゃあ、その分、酪農家が、自ら断食して飢えたり死ななければならないのか、
 または、死ななかったブタや、死んだブタの兄弟や子のブタに、やり忘れた日数分の餌を、余計にごちそうしなければならないのか、

 そう問われれば、その義務は、全くないことになる。
 ブタに謝る必要すら、ない。

ーーー
 酪農家が、取引先に、取引でいろいろいびられて、むしゃくしゃして帰ってきて、自分が所有するブタの一匹に蹴りを入れてストレスを晴らした場合、

 それを見て、同じだけ、酪農家を蹴ろうとする人間が出てきたら、その人物こそ、詐欺師か狂信者か知的障害者である。

 これは、酪農家自身の、取引先でいびられた程度によっての、生理的な強弱の話とは、別の話である。

 酪農家が他人のブタを蹴って、持ち主が怒ったのでないなら、
 飼われているブタは、飼い主に対して権利はないのである。

ーーー
 今の日本社会の問題は、

A;
 対等な人間同士の関係で、
 ③④の行動を取る、無責任な、女の腐ったような人間が、
 女にはもちろんだが、男にも多い。

B;
 酪農家とブタの事例のように、
 たとえば優秀な健常者と、重度の障害者の間で起こったトラブルなどで、

 同じ属性グループ内での、「対等」「平等」前提の人間関係が、通用しない、
別の種ほどでなくても、「違う」人達、「格差がある」母集団の中で、

 「法の下の平等」宗教を狂信して、
 不良品弱者が、己の生理的虚弱故に、勝手に傷ついたにもかかわらず、
対等な人間関係を前提とした、①②の賠償・謝罪、を要求する、

 そういう、詐欺師 or 狂信者 or 知的障害者な人物達。

 これらの存在。

 青年海外協力隊と、JICAの、廃止の必要性について。 (6)

 一度、既得権益を受ける人間が出てくると、分権=弱権社会では、こうも政治改革は出来ないのか?

 青年海外協力隊とJICAの廃止すら出来ない、自民党と民主党の政権は、
 それを示している。

ーーー
 国の上部組織は、間接民主制とはいえ、
 国家公務員への、国会による統制がある。
 
 だからこそ、薬害エイズ事件では、菅氏は、
一躍して、時代の正義ヒーローになり得たのだ。

ーーー
 しかし、
 国の下部組織、 

 それも自治体のように、地域分社化した直接民主制で、
 地方公務員として、市民の統制を更に直接受けている組織とは違い、
 
 単に、国組織の尾ひれである、独法や財団は、
 まさに、闇組織であり、社会のがんだと思う。

ーーー
 スケールの大きい、人助けや社会性のきれい事を名目に、
 
 普通の市民が直接業務で対応することでない、大きな難しい事に関して、
 大きな難しい事をするだけの能力のない、凡庸な人達が、
 国の上層省庁が持つ金にたかって、やりたい方題する。
 
 はっきり申し上げれば、「仮面偽善の犯罪組織」だ。

ーーー
 ここにメスを入れるつもりが無いなら、
 菅氏はやはり、総理の器ではないと思う。

 一省庁の大臣として、前任者までの極端な腐敗が幸いして、それを指摘修正しただけで正義のヒーローになれた、  
 幸運な人。 
 
 下手すると、一省庁の専門ムラの管理者としても、
 単にマイナスをゼロにしただけで、プラスを作るだけの能力も、無かった人、
 になるかもしれない。

ーーー
 一方で、
国会の答弁を見ると、

 たしかに、菅首相と他の大臣を比べると、
 国会答弁のうまさ巧みさ(=頭の切れの良さ)では、民主党内で、まだ菅氏に勝る同僚や若手は、
 そうはいないかもしれない。

 そのあたりが、民主党の人材難の深刻なところなのだろう。

ーーー
 しかし、いくら地震があったからと言って、
 原発なんかはそうそう解決しないとはいえ、

 国会組織があるのに、
 国の行政改革が、全く進まない、出来ていない。

ーーー
 これは、どうすればいいのかと、思う。

 

 ハラスメントで騒ぐ人達について。

 セクハラやパワハラについて、「これは相手がそうだと思ったら、不快に思ったら、セクハラだ、パワハラだ。」と言う論調がある。

 これは行き過ぎな論調かと思っていたが、よく考えれば、いかにも科学的根拠を大事にする合衆国らしい考え方だ。

 「不快に思う。」ということ = 「一定の生理的損害。」、とすれば、たしかに、その定義は当てはまる。

ーーー
 要するに、「あなたの行為によって、私は損害を受けました。」と主張する、伝達する手段として、セクハラ・パワハラの定義はあるのだろう。

 ハラスメントを、まるで犯罪のように勘違いするから、指摘されると「その程度ではハラスメントではない。」と否定する人が出てくるのであって、

 要は、単なる、人の損得勘定と言うだけのことだ。

ーーー
 だから、「あなたは、私に損をさせているぞ。」と相手に伝えるために、
 セクハラ・パワハラを指摘する人が出てくるのは、

 それ自体は、否定したり、会社で封じ込めたりしない方がいいと思う。

 「ああ、あなた損したんですね。」と受け止める、その程度のことなのだ。

ーーー
 ただ、周りの人間は、一卵性の双子や完全なクローンではないのだから、
 個体の遺伝や生育が違えば、好き嫌いが異なるのだから、

 他人と近づくだけで、一定以上に損得の摩擦が起きるのは、避けられない。

 通りすがり(偶然の接近)で、あるタイプの他人の、顔や容姿を見ただけで、その相手を不快になることも、当然あるのである。

 周りが全てクローンの社会でないのだから、
 日常生活しているだけで、または雇用や義務学校のような、寄せ集めの人達が近くにいる環境で、
 不快になることは、多々ある。

ーーー
 このあたりの不快の正当性の程度は、社会集団の統計で判断するしかない。

 多数の人が、あんまり小さいこと、下らないことと判断する程度の不快で、
 過剰に大きく不快だと叫ぶ人は、

 その人は、「生理的に虚弱だ、少なくともその分野で生理虚弱だ。」と言うことで、そう判断するしかない。

ーーー
 だから、そういう類の人、すなわち、
 他の多数の人が、たしかに多少不快でも、程度の問題でそれほど騒がない内容で、不快だと過剰に騒いで暴れている人には、
 
 生物学的に、「生理的に弱い人だ。不良品だ。」と判断するしかないのである。

ーーー
 そのことが、
 日常的な意思伝達の目的程度を越えて、過剰なわがままや、自分の好みを他人へ押しつけるために、ハラスメント被害を主張する、
 そういう社会性の欠如した弱い人物に対して、
 
 うまく別の人や社会が対応する根拠になる。

ーーー
 社会で問題なのは、
 まず、
 そういう、しょっちゅうハラスメントの被害主張している、いかにも弱い人だと、表で明らかにわかる人ではなく、

 そういう生理的弱さを、世間体や見栄、あるいは他人を騙すことが趣味のために隠し、いかにもハラスメント不快を受けていないように装って、

 実際には、勝手に傷つき苦しんでいて、その不快分を、陰湿に、別件などでかこつけて、相手への攻撃で、はらそうとしてくる人。

 これがA級戦犯レベル。

ーーー
 次に問題なのが、

 ハラスメント被害を表で過剰に叫んでいて、
 自分があたかも絶対正義の主張をしているように思い込んでいて、
 
 社会常識的な、上司による部下への指導、社会常識的な、異性間での生理的行動、
 こういうことをしているだけの上司や同僚部下に対して、
 
 全部、ハラスメントする相手がいけないんだ、と解釈している、他人のせいにするしか能がない人間。

 自分が単に、生理的に虚弱で不良品であることに気付かない、どうしようもない人間。

 これが、B級戦犯レベル。

 仮設住宅5万戸計画は、馬鹿げていると思う。

  
 今は、東北も気温を気にしないでいい季節とは言え、
 
 夏になれば、弱まるとは言え台風も来るし、
 冬の積雪に、プレハブが耐えられるのか?

ーーー
 地震で混乱した、菅首相や民主党政権による、毛沢東の大躍進と同じ政策だと思う。

ーーー
 仮設住宅を建てるのが絶対にダメとは言えないが、
 漁業も、気仙沼のように市場がダメになってあまり規模が回復していない以上、

 農家(+漁師)とか、警察とか、

 そこの土地に生計面で絶対にいる必要がある人、
 治安維持に最低限必要な公務員、

 これら以外、
 いったんは、被災地から、別の自治体の公営住宅に、移動させるべきである。

ーーー
 財政再建を売り物にしていた首相なのに、

 地震が起きてから、非常時に対処したことがない人が、パニックになって、

 財布を締める感覚が、無くなっている気がする。

ーーー
 もう、緊急援助の時期ではない。
 がれきの下の人を、採算考えずに助ける時期は終わったのである。

 被災地と、避難民をどうするかを考えるべきなのに、
 恐らく菅首相は、自身の専門もあって、原発に掛かりっきりで、
 
 凡庸な別の大臣達が、
 自身の村(自治体)や専門ムラ(国)のことしか考えない、官僚の案、
 自身の組織のことしか考えない、NPOの案、
 好きなことを無責任にパクパク言っている、マスコミの案、

 これらを丸呑みしているのであろう。

ーーー
 結局、
 いくら仮設住宅を立てても、ただの税金の無駄なんじゃないか?

 どうせ冬を越せない住宅を、金掛けて建てたり、
 または、無理矢理プレハブで冬を越させるために、余計な経費をかけた豪華な仮設住宅を作らせている。
 (そんな住宅、暖房考えたら、どれだけ燃費も掛かるか?)

 結局、菅首相も民主党政権も、
 目先の利益、目先の民衆の支持しか、考えていないのではないか?

ーーー
 仮設住宅にせよ、堤防にせよ、
 業者はそれで儲かるのだから、
 政府が言いなりになって聞いていたら、いくらでも作らされる。

ーーー
  堤防に関しては、
  必要なのは、
  
  被災地ではなく、
  まだ被災していなくて、これから地震が起こる可能性が高い、その際に大津波が来る可能性が高い、人口密集地域である。

  ところが国交省など官僚に任せておくと、
  被災した東北地整や自治体などが、パニックになって怒り狂って、本省を突き上げて、
  結局、本省ですら、被災地の人達に押し切られて、
 
  今更、堤防を、がれきと化して、人口密度もインフラも少なくなった、被災地に、作りたいなどと、
  ほざきだす。

ーーー
 目先の損得しか考えられない、
 長期的な利益のために目先の損を我慢する、そういう耐久力がない、弱い庶民なら、

 菅首相にせよ、民主党国会議員の多数にせよ、
 国会議員などエリートにはならずに、
 せいぜい地方議員や、もっと庶民らしい平凡な雇用について欲しい。

 燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を理せんや、と言う言葉があるが、
 やはり、ツバメや雀程度の小人なら、小さなテリトリーを管理するだけの、
 小役人として働いて欲しい。

 国を運営するなど、ふざけている。

ーーー
 住宅がないなら、被災地の人達は、
 やはり、市営住宅があるよその自治体に、北海道から沖縄まで、引っ越させるべきなのである。

 人口が激減した大槌町などは、もう、市政も町政も「廃止」なのである。
 周囲の市町村と合併して、人口が少ない広域市町村になるしかない。

 それを、殉職した町長や職員をだしにして、
 以前と同じだけの公務員数(すなわち、公務員を食わせる人口数)、
 以前と同じだけの町政を、
 復興させようなどと、
 
 金がない国にたかるのは、
 絶対に止めて欲しい。

ーーー
 政府も、
 
 「残念ですが、国にお金がないので、仮設住宅は、農家や警察など最低限の必要人員以外、作れません。

 それ以外の人は、他の自治体の市営住宅を斡旋しますので、そこに引っ越して下さい。

 引っ越し代や、移動料、一定の震災手当は、国が出します。

 しかし、天災なのに、これ以上国にたからないで下さい。

 ーーー
 どうしても土地に居続けたい人は、体育館にいてもいいですが、体育館は本来の用途もあるので、他の住民に迷惑を掛けていることを、自覚して下さい。

 体育館にいる人達を支援しているNPOは、活動維持自体が目的になって、国や他の人に金をたかり続けることは、止めて下さい。

 ーーー
 元住民は、以前と同じ市や町村に戻るとは、私たちの生きている年代に実現するとは、夢にも思わないで下さい。

 政府に無理な期待しないで下さい。

 嘘の幻想や理想を信じさせるのは、詐偽宗教と同じで、詐欺師政権です。
 私たちは、そういう政治はしたくありません。 」

 はっきり、被災民に伝えるべきである。

ーーー
 自身の家や会社は被災しなかったが、
 住んでいた自治体が壊滅的被害を受けた住民も、 

 自治体自体が、廃市・廃町村になって、
 寂れてしまうのは、覚悟してもらわなければならない。

 スーパーや店が無くなって、不便になったら、
 やはり、県庁所在地や衛星都市に、引っ越せばいいのである。

ーーー
 そういう人達も、間接的な地震津波の被害者だから、
 もちろん、国は、一定の支援を考えた方がいい。

 しかし、そういう人達におもねって、
 じゃあ、そこの自治体を復活させようとか、
 公共財を採算考えずに復活させようとか、

 そういう方向に、たかられるのは、
 国は、絶対に認めてはならないと思う。

ーーー
 民主主義は、数は力というなら、
 国は、やはり多数派である、被災者以外の国民の負担を、一番に考えなければならない。

 少数派の被災者は、住宅とか生活とかの基本にさらされているから、
 被災者以外の多数派も、保険的に、自身が、将来、居住地域で地震津波の被害者になる可能性を想定して、

 もちろん納税負担で支援はする。

ーーー
 しかし、それは、
 金がない社会に於いては、
 
 少数派の被災者の人達は、
 市営住宅の空きが全国にあるので、そこに引っ越して下さい。
 移動費と引っ越し代、そして常識的な震災手当は、税金から出しますよ。

 その程度にするべきなのである。

ーーー
 堤防など、

 被災地では、

 仙台港と仙台空港、福島と女川の原発、
 せいぜい、市から町に戻しての、石巻・女川・気仙沼のどれかの漁港、
 被災が少ない北三陸の主要港、
 以外は当面必要ない。
 

ーーー
 作るとしたら、
 それこそ、

 京浜京葉鹿島の工業地帯、
 東海村の原発、
 三浦港、湘南の都市群、静岡市や名古屋や四日市など、
 、
 今後東海地震の直下津波が来たらえらいことになる、都市地域に、
 作る必要があるのである。

 

 避難民救助と、被災地の土地計画において、民主党政権に気をつけて欲しいこと。 (5)

 限られた金で、必要最小限の金で、
 原発以外の地震津波災害に、
対応するという気持ちが、

 本当に菅首相や民主党にあるのか?

ーーー
 自民党は、幾多の、震災・非常時対応の「経験」は、「買い」だが、
 同時に、自民党には、巨額の財政赤字の「前科」もある。

 民主党は、原発以外の地震津波災害は、
 いままで日本で起きてきた天災が、ただ前例より規模が大きいだけだから、
 時間を掛ければ、安定状態まで、決着は出来る。

ーーー

 だから、その際に、
 自民党の経験を仰ぐのは良くても、

 責任者は民主党なのだから、
 自民党の案に盲目的に抱きついていると、

 復興はしたけれど、巨額の財政赤字、
 下手すると、金だけかかっていつまでも平時状態にならずに、どぶに金を捨て続けるような投資漬けになる、

 可能性がある。

ーーー
 まず、自民党時代に作られた危機管理制度のおかげで、
 防災担当の大臣がいるそうだが、

 現職の松本氏で、本当にいいのか?。
  
 先祖が封建時代の被差別民だったら、議員の中で凡庸でも、極めて重要な職に就けるのか?

 平時の防災担当は、イスに座って待っている大臣かもしれないが、
 今は、どの大臣よりも優秀な人を、そこに置かなければいけない時じゃないか?

 私もここ数ヶ月注意して政界をみていなかったが、
 菅氏はいったい、何を考えているのだ?

ーーー
 しかも防災大臣と環境大臣を、分けてもいないそうだ。

 環境省は小省庁とはいえ、斬新的な事をやるのだから、必要な勉強量は、日進月歩で多量である。

 非常時が起きた状況での防災担当と、環境大臣の、両立は、
 たとえ、民主党の前原氏などの最精鋭ですら、できないはずだ。

ーーー
 それ以前に、防災担当の職務だけでも、
 
 法学部を出て、ずっと立法府(社会党)で生きてきた松本氏には、
 危機管理の仕事は向いていないと思う。

 民主党は、中道左派政党として、左派政党ほどでなくても、自衛隊を避けてきたから、
 自衛隊経験者の議員がいない。

 警察すら、少数友党に、もうご高齢の亀井氏がいるくらいだ。

ーーー
 インテリ政党なのだから、ある程度は仕方ない面もあるが、
 それでも、何も危急時用の人材準備をしてこなかったのでないか?
 
 北朝鮮がミサイル撃ってきたら、本当に70代の北沢大臣、インテリが多い副大臣政務官に、指揮を執らせるつもりだったのか?

 皮肉なことに、官僚組織、とくに警察へのアンチテーゼとして、学生運動を組織で手伝っていた仙谷氏ぐらいが、
 反政府アマチュアで、行動的な組織運営に長けている程度だ。
 
ーーー
 防災担当には、軍隊や警察のOB議員がいないなら、

 せめて文官技官でも、行政府の国家公務員で中枢で働いてきたOB,岡田氏の子分のような人を、置くべきだと思う。

 それか、民間や他党から、総務大臣に元知事の片山氏を雇ったように、野党から与謝野氏を引き抜いたように、

 財政投融資以外の郵政で妥協して、亀井氏についてもらうなり、
 自民党の軍隊警察議員に離党してもらって釣るなり、
 民主党に近い中道よりの、軍隊警察OBを選ぶなり、

 すればいいと思う。

ーーー
 中道左派が、先祖被差別民団体に配慮しなければならないなら、
 松本氏には、本人の能力に適度な、どこかの政務職を与えておけばいいのではないか?。

ーーー
 また、
 会議をいくつ作ろうが、復興庁の様な役所を、別に作ろうが、
 結果を出せばいいのだが、
 
 とにかく、金は無駄に使わないで欲しい。 

ーーー
 震災前のような被災地に戻る、というのは、100年とか1,000年とかの次元で考えることだと思う。

 ここ数年の時点では、

 ① 被災民に、被災地でなくても、国内で、なんとか、家と平時の生活を与える。
 ② 福島の原発破損を何とかする。他の原発で類似事件を起こさないようにする。

 これだけで、精一杯だと思う。

 ②なんか、前例がないのだから、いつまで掛かるか、どの位費用が掛かるのか、まったく見当もつかない。

ーーー
 今の菅政権は、民主党政権は、
 自民党公明党の言いなりになって、
 
 震災直後の応急処置をするのはいいとして、
 
 戦略もないまま、
 てんでばらばらに俯瞰計画も無しに、
 とにかく国債を出して金を使って、
 
 金や援助を欲しがる、被災自治体や住民に突き上げられ、
 仮設でない本格住宅や、公共施設の再建など、
 私財であれ公共財であれ、本格的な街作りにまで、

 公金援助をばらまこうとしているように、見える。

ーーー
 地震直後は、応急処置は必要で、
 まず緊急救助をして、近くの体育館に人を運んで入れて、食料を運ぶ、風呂も用意する、
 これでいい。

 しかし、応急処置でない手術的な、
 本格住宅だとか公共財の街作りだとか、
 こんなもの、あれだけの被災面積がある中で、
 
 無計画・無優先順序・無取捨選択で、
 欲しがる自治体や住民の要望のいいなりになって、国が払い出したら、
 
 平時でさえ金がない国は、
 破産するし、
 被災民を支える、被災地以外の他の納税者も、負担に耐えられない。
 
ーーー
 全国の自治体に、市営住宅の空きが充分ある以上、

 極端な話、
 南三陸と宮城北東海岸、福島東部海岸は、

 もはや、いったん廃市・廃町・廃村する地域、
 よくても、かつての複数の市町村を集約して、広域市町村にして、
 北海道の田舎のような人口密度の低い市町村として、

 当面退行するべき、地域なのである。

ーーー
 それをなにか、
 また、金を掛けて、
 
 全ての被災地で、

 元の田舎町以上に、
 高度な(高額な)土木技術で、

 新型漁港や新型住宅地を、

 元住民のために復興させるぞ、
 
 などと、景気のいいことを、

 どこから金が出てくるのかを考えもせず、

 国家公務員もはしゃぎだし、
 地方公務員も、オラの村のことしか考えず、はしゃぎだしている。

ーーー
 もし北朝鮮がミサイル撃って、
 一つの町が破壊されたら、
 
 為政者が普通考えることは、
 金がない場合は、
 生き残った住民を、別の自治体に移送保護して、
 いったんは、破壊された町は、放棄せざるを得ない。

 こんなのは、戦前の時代には、外地の戦場でよくやっていたことだ。

 ーーー
  破壊という意味では、戦争も天災も同じだ。

  復興など、よく気軽に言えると思う。

  まだ豊かな90年代に、小面積が被災した、奥尻島ではないのである。

ーーー

  土地があり、海があるのだから、
  田んぼに稲を植える、漁に出るのはいいが、

  住む町としては、もうかつてと同じ場所には、10年100年の単位で、人は住めないのである。
 
 ーーー
  当面は不便でも、

  どうしてもそこの土地と海に依存する農家や漁師でさえ、

  一時は、仙台や盛岡や福島郡山など、内陸の大都市や、その衛星都市の、市営住宅に、まずは移って、

  被災手当や、うまくすればそこの雇用、だめなら生活保護で、まずは平時の生活をする必要がある。

ーーー

  その間に、被災地内で、適度な距離間で分布する様に、

  農地や漁獲に必要な人口だけのための、集約した町村住宅地を、高台(平地に盛るか、山を削るか、天然)の上に作る。

  そして、その新規住宅丘に、

  農家と漁師、そして彼らが必要とする最低限の他の産業人口だけが、
  引っ越して住む。

ーーー

  それ以外の、

  たとえば石巻の土地と海、女川の土地と海、南三陸の土地と海などに、どうしても依存する農家や漁師以外の、

  2次産業以降の人達は、

  戻る必要が死活でないのだから、

  他の自治体の、市営住宅に移り、もう被災地からは、離れるべきなのである。

ーーー
  そういう、雇用で戻る必要のない人達でも、老人は、移転がつらいだろうが、

  それはもう、しかたなく、津波で飲まれなかっただけでも、御の字なのである。

  なるべく希望は聞いた方がいいが、(海辺の人は、海辺の新天地など)、新しい土地に慣れずに、ストレスで亡くなってしまったら、

  それは、これだけ経済が弱い国で被災した人に必須の、天命・運命なのである。

ーーー
  ナチスの時代のユダヤ人、ソ連の時代の異民族などは、ある日急に、村人ごと列車に乗せられて、

  選べもしない全く別の場所に、強制的に連れて行かれて、

  ユダヤ人ならガス室行き、ソ連の異民族なら、全く別の気候の土地で、経験もない産業労働を、貧しい条件で強要されたのだから、

  そういう人達に比べれば、日本の被災民など、まだ恵まれている方である。

ーーー
  

 民主党の現状について。 (4)

 菅氏は、

 「他の人が自分より無能で、自分がやるのでなければいけない、自分がやるのが一番いい結果になる。」
 という自負があるなら、
 
 ああいう合議制の党なら、

 その理由を、党議員に、きちんと「合理的・客観的に」説明しなければならない。

ーーー

 それができなければ、
 周りが震災パニックになっている面もあるとは言え、

 「あんまりぱっとした結果が出ないから、誰にというわけでもないが、とりあえず替えてみようか、」論には勝てない。

ーーー
 たしかに周りもドングリの背比べで、

 小沢氏に、どんな矢面に立ってでも、討ち死にしてでもやる度胸と覚悟が無く、
 鳩山氏の、甘く日和見な態度がある以上、 

 今回のような一回の手続きは、寝技で逃げられただろう。

ーーー
 問題は、岡田氏や枝野氏のような、総理の次の位置にいる人達なのではないか、と思う。  

 トップの排他的なイスへの、過酷な競争は、老人世代達に丸投げして、
 爺さんに、そのイスに座ってもらい、
  
 自分たちは、10や40ある、大臣や政務職の地位を、
 「友愛」友達ごっこで、「仲良く」分け合う。

ーーー
 トップのイスは、全ての責任を負うし、非常な矢面に立つ。

 これまでの、同世代「友愛友人」達にも、よくて2位や3位のイスしか用意できない。

 つまり、上からの評価を争う、たかがしれた、横同士の派閥争いではなく、
 「お前、俺の部下になるか、嫌なら外で干されろ。」を、同世代全てに、強要する争いになる。

 そういう人間関係の過酷な争いを避け、
 50代で脂ののりきった、いい大人が、
 まだ気楽に勉強したい、上に老人がいた方が楽だから、
 そんな態度に思える。

ーーー
 鳩山氏の「友愛」は、単に、ぼんぼんな人が苦労人の成り上がりに騙される、コミカルなものだが、 

 第2世代間での「友愛」は、コミカルどころか、

 お互いに牽制しあって偽りの友情の元に、誰も責任者への切符に手を上げようとしない、
 悲劇的に深刻なものなのではないか?

ーーー

 民主党総会と、不信任案採決の、感想 (3)

 今日の、民主党総会と、議会採決は、いろいろな意味で、今の日本の縮図となった。

ーーー
1,
 議員総会をきちんと中継しなかったTV局、
 
 NHKや民放各社は、首相の発言だけは中継したが、後は、きちんと総会を中継せず、どうでもいいコメンテーターの発言などに切り替えてしまった。
 日本、フジは、私の見た限り、全く中継しなかった。

 民放はともかく、NHKは、どうしようもないクソ組織だと思う。

ーーー
 夜のニュース番組では、当然カットになる。
 
 NHKや民放は、
 夜の時間帯に、与党総会や議会の、演説部分・投票部分・記者会見は全部流して、余計な議事時間部分だけをカットしたような、
 編集した特別番組を放送をすることも、

 私の知る限り、なかった。

ーーー
2,
 山井氏の反対演説

 長所・・・
  議員でありながら論台に頭がつくほど頭を下げる腰の低さ、態度の謙虚さ。
  殉職した地方公務員への敬意。
  表現を聞く限り、被災者や弱者への優しさ。
  本人の性格のきまじめさ。

 短所・・・
 ① 誰も何も言えなくなる、殉職した地方公務員を、情緒的に例に出して、
   だから被災地の地方公務員は被害者だ、
   生き残った公務員は、どんな傲慢な態度で国に復興予算をたかっても当然だ、とでも言わんばかりの、
   短略的な論調。

   秋野氏の非業の死をだしにして、国に過剰な予算をたかり続けた、筑波大学の中央アジア研究の教員達と、同じ臭いを感じる。

 ーーー
  原発にしろ、防波堤にしろ、事後対応にせよ、国の公職に責任がある部分は、絶対に、一定はある。
  
  しかし、石炭が必要でなくなったら、それに応じた夕張市の将来があったように、
  地震が起こって、住民が死んで、家も公共財も無くなってこの状況になったら、それに応じた被災地の将来があるのは、もう事実だ。 
 
  かつての市は町に、
  かっての小湾町村は、一部を廃町廃村して、集約して、広域の町村に、
   
  人口が少なくなってさびれていく地域に応じた、現実的な復興計画にするのは、やむを得ないことだ。

 ーーー
  他の自治体の市営住宅を提供されているのに、よそに移りたくないからと体育館に今も住んでいる人は、

  仮設以上の本格住宅や、かつての公共施設再建への投資を、「元通りにするのは当然だ。」の論調で、国に要求する地方公務員や住民は、

  やはり、この状況で、金が無い国に無理を言って、甘えてたかっていると思う。 

  これは、国が、防災責任を怠っていた分を、被災した「人」に対して負う、金銭の賠償・補償責任とは、別の次元だ。

 ーーー
 ② 宗教家に青年期に薫陶を受け、スウェーデン留学仕込みの福祉知識でのし上がった人だけに、
   化学という、物理と生理の両方に関わる構造的な学問を勉強したのだから、他の人にわからない、特異な視点や知識を、長所として持っているはずなのに、
  
   科学を無視したような、宗教と言えるほどの極端な弱者保護や、福祉の過剰な美化を、震災復興のテーマに無理にこじつけて結びつけている。

 ーーー
   ヒトラーやナポレオンが、サーベルと銃剣で成り上がったら、最後はそれで自滅するまで戦争をし続けたように、

   ひとたび、福祉で成り上がった人が、自分を議員にしてくれた福祉宗教を崇拝して、どこまでも布教と洗脳に突き進んでいこうとする、危険性を感じた。

ーーー
 3,石原氏の賛成演説

 エリートだから、物腰も優雅で余裕も感じさせる人だ。

 ただ、態度から、
 山井氏のような、一定以上の知能のある人にだけわかる、福祉至上主義の、深く危険な傲慢さではなく、

 自民党議員によくある態度、
 体力知力の低い庶民に話すのではなく、民主党やみんなの党には、凡庸な自民議員よりよほど優秀な知的エリートもいるのに、
 教師が生徒に話すような上から見下ろす態度で、叱るように話す態度が、感じられた。

 他人に対する「聞いて下さい。聞いていただく。」、という謙虚さが欠け、
 自身の能力に自信を持つのはいいのだが、一方で他人を見下しすぎて、傲慢になっている。
 山井氏の傲慢さよりも、もっと浅い、小学生にもわかるような、単純な傲慢さ。

ーーー
 そういう態度は、語る人が、能力に裏打ちされていれば、真実をついていれば、相手を納得させられるが、

 能力差がそれほどない場合、人それぞれ違う感情論の場合、
 聞く相手が、態度や言葉使いにこだわる性格の場合、
 (この性格は、行き過ぎれば相手も悪いが)、

 相手が怒ったり、聞く耳を持たなくなる可能性がある。

ーーー
 また、話し方が、これも知能が高い人に良くあることだが、 
 田中康夫氏ほどでなくても、早い。

 原稿を読みながら聞いてくれる人でなければ、頭の回転が速い人でない、平均的な知能の人は、ついて行けない。
 だから、相手に、聞き取ってもらえないという意味で、内容自体がきちんと伝わらない。

ーーー
 田中康夫氏は、もともと言葉の芸術家だから、
 早くても、話し方と言葉が、あの人独特の芸術になっているから、
 ファンの人はがんばって聞こうとするが、

 石原氏のように、優秀とはいえ事務官僚ぽい人が、
 政治家にしては官僚的・事務的な文章を、
 早口で話し始めたら、よほど重要な法令や新規の政策発表でなければ、
 人は、努力してまで聞こうとしなくなる、と思う。

ーーー
 おそらく内容自体は、山井氏よりも、震災復興について、原発の話も含めて高度なことを言っている面もあると思う。

 しかし、上記のような、上から教える態度や早口が災いして、

 私の感情には、石原氏の感情の方よりも、福祉至上主義の山井氏の感情の方が、党派としては遠いはずなのだが、
 私には、石原氏の演説は、結局何を言いたいのか、いろいろな話を早口で詰め込んでいる分、

 党派的に賛成という以外、わかりにくかった。

ーーー
 ある意味、根本思想的にいろいろ問題があるとは言え、単純明快にひとつのことを情緒的に話す山井氏の演説の方が、
 相手が何を言って主張しているのか、よくわかる、ということだ。

 そういう点で、自民党議員は、なぜ政権を取られたのか、民主党議員の演説を参考にして、よく己を見直して、反省改善する必要があると思う。

ーーー
3,菅氏と鳩山氏

 約束するなら、紙に書く、常識だ。

 これでは、鳩山氏は、
 元は大学教員なのだから、勉強が出来るという点では頭はいいはずなのだが、
 人間関係では、「友愛」を人質に取られて、いつもずる賢い人に騙される、人のいいお人好し、
 こうなってしまう。

ーーー
 菅氏については、
 
 郵政修正の件で、亀井氏は男で警察だから、西日本の田舎の人だから、一度上司相当の人に騙されても、男社会のルールと素朴さで我慢したが、
 今度の件でも鳩山氏は、余裕がある人だからきれないだろうが、

 キリスト教徒や法曹ほど、言葉に過剰にこだわる必要はなくても、
 大きな約束は守らないと、目先の得はしても、長期的には信用を失う。

 鳩山氏と亀井氏が手を組んで、きれて攻撃したら、
 今は前任として鳩山氏が持っている程度のグループ勢力さえ、
 菅氏は、総理退職後、持てなくなる可能性がある。
 
 武蔵野の選挙民も、
 大阪のような、勝つためには手段を選ばない、楠正成のような狡さを尊ぶ選挙民でないのだから、
 政治生命自体をたたれる可能性もある。

ーーー
4,松木氏と小沢氏

 小沢氏は、よく言えば、政争には、謙虚で慎重。
 (資金繰りで強引をしたのとは、比較信じられないほど。)

 どのみち今回は、造反を決断しても、
 菅氏の鳩山氏取り込みが、おそらく本人も予想した以上に効果があって、
 勝てなかった可能性があるし、
 勝っても、首相になる人を表だって決めていないので、次の混乱を招くだけだった。 

 そもそも、事前に決められない理由に、原口氏の言うような、「野党の不信任案に乗るのは邪道」があった。

ーーー
 しかし、造反して土壇場で自民党にしがみついた加藤紘一氏は、「男子でない」かもしれないが、
 党を出れないほど老いた小沢氏も、かつての加藤氏と同じ立場になりつつある。

ーーー
 松木氏は、
 土壇場で決断力と度胸がない上司に裏切られた、忠臣といったところか。

 男気は上げたが、1議員として過疎地の選挙民は支持するだろうが、
 議会内では、しばらくは厳しい時代が続くだろう。

 内閣不信任案をめぐる政局と、東北復興計画の相関について。 (2)

 民主党は、10年や20年近くかけて準備してきたから、
 平時なら、内部の権力闘争はともかく、まがいなりにも、政権を運営できたろうが、
 原発と地震津波災害の、両方の非常事態への対応に、相当苦しくなっている。

ーーー
 かといって自民党も、民主党に政権を取られたように、長期の失政責任と、人材、特に経済人材の欠乏は明らかだ。

 原発はともかく、被災地避難民の方は、うまく国力を投下すれば、1~数年で収まるので、
 いずれまた、財政問題が、課題に出てくる。

ーーー
 私が心配するのは、小沢氏が勝った場合、
 
 自民党時代からのノリで、
 また東北に、必要な分はともかく、
 必要以上に金をばらまいて、将来の財政問題の種を、蒔くのではないか、

 ということだ。

ーーー
 復興計画は、夕張の失敗を参考にする必要がある。

 炭鉱が閉鎖されたら、炭鉱都市の規模の市政は、もう無理なのである。
 人口が減るのを覚悟して、役人の数も減らし、
 メロン農家だけの、
 北海道の田舎のどこにでもあるような、農村の夕張「町」・夕張「村」に戻るしか、なかったのだ。

 それを、武士の商法で、市長や役人が、一生懸命に観光業のようなことをやったから、とんでもない失政になった。

ーーー
 三陸は、海の放射線の話を別にすれば、
 漁場があるのだから、漁師が戻るのは、当たり前だ。

 仙台の東海岸も、平野が広がるのだから、田んぼを作って、農家が食料生産をするのには、いい場所だろう。

 だけど、前と同じような「都市」「町村」を、
 たとえば仙台の東海岸の都市や、リアス式海岸の小湾の町村に、
 復活させようとしても、もう無駄だし非効率だと言うことだ。

ーーー
 リアス式海岸の小湾の町村なら、
 漁師以外は、戻る必要のない元住民もいるし、
 漁師とて、海の放射線の量次第だし、

 小さい港町を、いちいちリアス式海岸の小湾ひとつひとつに、作る必要があるのか?

ーーー 
 大きな湾に、ひとつの大型の中都市と中堤防を、集約的に再建し、
 そこから毎回各地の湾に、漁協や各自の船で、魚を取りに行く方が、
 
 燃費は掛かっても、

 無理に、立派な小型堤防を、経済規模の小さな湾に多量に作るより、
 小さな湾沿いに、無理に集落を作って、小さな町を作って役人を雇うより、
 
 安くつくのではないか?

ーーー
 これに反対するのは、「大槌町」とか「○○村」とか、
 都市の人が聞いたこともない町村で、

 いままで、湾ごとに役所を作って、
 サービスは手が込んでいるかもしれないが、非効率に過剰に税金に寄生してきた人達である。

ーーー
 一方で、仙台の東岸などは、
 ここに、また都市を再建しようとしたら、

 それこそ、長大な強大な堤防が必要で、

 それこそ、夕張の2の舞になる。
 
ーーー
 ああいう海岸沿いは、田んぼだけ作って、農家は離れたところに住んで、
 もう都市は作ってはいけないのである。

 たしかに1,000年に一度の災害だから、当分は同じ津波はこないだろうが、
 それにあわせた堤防を、わざわざ危険な地域に、無理して金かけて作る事はない。

 仙台東岸は、分離して町村になるか、政令市の区でもよいが、もう農村地帯として、
 仙台が都市として発展したかったら、もう東に都市部を作る事はあきらめて、
 南北の市町村と合併して、南北に延びるしかない。

 堤防を作るとしても、最低限に海と関わらざるを得ない、仙台港と、騒音問題になる仙台空港の部分だけしか、作ってはいけない。

 言い換えれば、新規や既存以上の堤防が必要になる東部海岸には、もう絶対に都市を再建させてはならない。

ーーー
 石巻も、漁師と、漁師を支える最低限の水産加工業や地域商店以外は、住まない農村に、
 市から町に、戻るべきである。

 漁業基地に必要な分を除いては、長く高い堤防を作ってまで、無理に地方都市を維持する必要はない。

 専修大は、内陸のどこかに、大学を移転すればいい。
 水沢にでも移転してあげれば、小沢氏は大喜びだろう。

 石巻市民の納税に寄生していた市役所職員にはつらいだろうが、
 前と同じ規模の市政を復活させるなどと言うことは、
 国政は、援助しては、いけないと思う。

ーーー
 労働能力のある被災者を助けるのと、
 被災都市・町村をどうするのか、は、
 別物で、

 国の議員や公務員は、このあたりの線引をしておかないと、
 被害者意識の強い被災地の人達、特に地方公務員に、
 えらい金を、不効率な無駄な行政として、たかられる可能性がある。
 
ーーー
 小沢氏に対して、私は、

 小沢氏が「地域住民のための政治」とか言い出して、
 古い自民党のノリで、
 
 上記のような、

 仙台東岸や石巻に、巨大堤防を作って、都市を再建しようとしたり、
 リアス式海岸の小湾沿いの町村を、全部再建しようとしたり、

 金の勘定考えずにやっちゃうんじゃないか?

 そういう危惧を、私は抱いている。

ーーー
 もちろん、菅氏は菅氏で、「復興のための雇用」とか言い出して、役人の言いなりになって同じ事をする可能性もあるが。

ーーー
 

 不信任決議案の投票前夜の、政局分析。

 今の政局の問題は、与党に、危機に対応するならこの人、非常時ならこの人、そういう人材がいないからだと思う。

 菅直人氏は、平時の首相としては、他もドングリの背比べで、努力家で、それなりに働いてきたし、
 交代する必要があるかどうかわからないが、

 こういう時期には、「頼りがいがあり、いかにも安定感があり、ぴしぱしとリーダーシップ、指示を出して、その指示が結構的確で、責任感がある人。」
 こういう人が、政府内の部下にも、民衆にも望まれる。

ーーー
 地震は、外相が辞任したのと同じ理由で追い詰められていた菅首相に対し、短期的には政局回避の延命に寄与したが、

 長期的には、菅直人首相どころか、民主党を追い詰めて行く可能性がある。

ーーー
 皮肉なことに、「東北(被災地)、権威、年齢」というキーワードでは、小沢氏に風が向いてきた可能性はある。
 非常時には、政治資金での失敗は、足かせではあるが、2の次にはなる。

 しかしいかんせん、変な権力闘争に最盛期を費やしすぎたし、選挙は強いが政策はぱっとしない人なので、
 首相にはなれないか、なっても残り2年の表看板程度の人材であろう。 

ーーー
 谷垣氏は、個人としては議員1優秀だろうが、(法曹と会計士の両方取る人は、そうはいない。)、
 選挙で負けた党の後継者が、敵の造反使って首相になったら、非常時とはいえ、先の選挙は何だったのかと言うことになる。

 (もっとも、元々の与党マニフェストが、無理を書いた物語なのだから、
  英米人が見たら、日本の民主主義の質に、笑うか呆れるか、民主主義を与えた ことに後悔するかだろう。)
 
ーーー
 不信任が通って首相が解散せずに、内閣が替わる場合は、
 先に述べたように、民主党内に、突出した危急時用の人材がいない。

 「政経塾・官僚・知的エリートのインテリと、都市の中堅・庶民の労働者」が母体の党だから、
 危機に対して、上は、経験無いことにおろおろして、下は、誰か幹部がなんとかしてくれよー、といった感じだ。

ーーー
 その点、本来の平時なら、長期失政のとがで少しずつ凋落するはずの自民党に、

 まだ、経験だけはありそうな大島氏のような老舗、
 石破氏や髭の佐藤氏や平沢氏のような、安心感を与える、男性的な軍隊警察組織の経験者、
 河野太郎氏のような若手エリート、

 こういう、非常時にそれなりに働きそうな人が、いたりする。

ーーー
 民主党は、

 老舗は、今渦中の菅氏や、前任の鳩山氏、「あの」小沢氏であり、
 福島が拠点のはずの渡邊恒氏も、年のせいかあまり表だった活動は聞こえない。

 危機管理的な、軍隊や警察に関係しそうな人は、少数与党の亀井氏くらいである。

 エリートとなると、本来海江田氏や前原氏だが、
 海江田氏は、上司がライバルの与謝野氏を引き抜いて来たり、長々と福島に行こうとしなかった程の人で、
 前原氏も、どちらかというと、平時の対外政策や、平時の国土行政に向いたタイプに見える。

 玄葉氏は、この人も福島の人だが、平時内政の仕事を与えられている人なので、やはり文官エリートで、こういう時には向いていない様に見える。

ーーー
 結局、危急時を考えた人材採用や育成、「人事面での避難訓練や危機想定」を、してこなかったのではないか?
 と思うほど、
 民主党は、危急時用の人材の不足が、深刻だ。
 
 母体となっている、「上はインテリ・下は労働者」も、平時向けの人達ばかりということだ。

ーーー
 それでも、あと2年、自民党と連立しないで乗り切るつもりなら、
 
 看板程度に、小沢氏や、

 危機対応の能力的には未知数だが、かなり優秀な人だから可能性はある、
 枝野氏や岡田氏、あとは原口氏などが、
 
 他の、議員の中での中堅の人達と、
 やっていくことになるだろう。

ーーー
 自民党との大連立するしないは、共に長短あるので、民主党幹部の判断である。

 先の選挙結果を重視すれば、人材が苦しくても、連立しない。
 非常時と割り切れば、大連立して、次の選挙でその審判を受ける。

ーーー

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