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 金環日食について(2)。労働問題との絡みと、政府の無為無策。

 あと、こういうイベントに対応する、労働制度にも疑問がある。

 前回書いた、日食グラスの生産については、経営の側面があるので、民主党には、苦手な分野なのかもしれない。
 しかし、労組政権の側面がある割には、労働との絡みでも、現政府は何も対策を取らなかったに等しい。

ーーー
 今回は、朝7時台という、多くの人にとっての勤務時間帯では無く、
 一方で、その勤務時間帯から来る生活リズムに応じた、よくある睡眠時間帯でも無かった。
 だから、比較的多くの人が、雇用とバッティングせず、見れたはずである。

 しかし、鉄道やバスの運輸、コンビニ等では、たった4分間、前後の移動時間を5~10分ずつとったとしても、合計15~25分間、この時間帯を、雇用労働に割かざるを得なかった人達も、いたのである。

 警察や病院など、職員個々人は、少なくともシフト制で交代を取ったとしても、組織自体は、業務を休めない最低限の公共もあったかもしれない。
 しかし、30年に1回、定まった30分以内を、鉄道やバス・工場の稼働・コンビニが止まったとしても、
 社会経済が大停滞したり、人が不要に死んだり、国際経済競争に敗れることが、あるはずがない。

ーーー
 こういう時間帯に仕事をさせられる人達は、
 必ずしも全く日食に興味がない人達だけでなく、

 解雇になったら次の再雇用が困難で生活保護の確率が高い、高齢や弱者など弱い立場のアルバイト、
 その会社や業界で、アルバイトは若い学生が多いなど、バイトが簡単に抜けられる立場のために、こういう時期に尻ぬぐいしなければならなくなる、正社員の下っ端、

 こういう人達が、たった30分間の社会運営、しかも、「どうしてもその30分間にその運営が機能しなければならない合理的理由が薄い」社会運営のために、人生で1度や2度の機会を、社会無策的に、奪われるのである。

 そういう人達が、別にその時間帯だけ時給2,000円を貰えるわけでもなく、たとえ時給が2,000円へ倍になったとしても、
 たった1時間分が上がる割には、イベントの価値との対価は、まったく興味ない人を除けば、見合わない。

ーーー
 私も小中学生の頃に、日食を学校で見た記憶があるので、子供達の教育に、日食を使うのは、ダメだとはもちろん思わない。

 しかし、高い確率で次に見れる可能性の高い、未来と時間のある子供達に日食を見せるのには、学校を総動員してまで熱心なのに、

 なぜ、政府は、次がない可能性が高い、大人や高齢者には、日食を見せるよう、何も努力や施策をしなかったのか?

ーーー
 政府が音頭を取って、経団連や、今の政府ならそれこそ票母体の労組に働きかければ、
 電車やバスを15~30分止めれば、工場のラインを止めてコンビニの店にカギを掛ければ、日食を見れたはずの労働者が多くいたのである。
 
 それで、日本経済や国民生活にどれだけ負担があり、一方で、労働者にどれだけ利益をばらまけるか?

 こんなちょっとしたコストで、大きな利益や恩をばらまける、珍しいチャンスは、めったにない。
 民主党は、労組政権にもかかわらず、それを無為無策で、逸したのである。

ーーー
 年に1度のイベントなら、新入社員の下っ端、生活保護手前のフリーターたちに、「来年こそは、運の悪い仕事は次採用の後輩にやらせて、俺はイベントを見るぞ。」「来年こそは、貯金を貯めたり年金が入る年齢になって、私はイベントを見るぞ。」
 と、今回は無理でも、将来への希望を持てる。

 しかし、今回のイベントは,「見れる対象人口の多さ」「イベント自体の価値と一回の所用時間」「イベントの長大な間隔頻度」
 これらを考えると、
 やはり政府には、もう少し、労働者への配慮が必要だったと思う。

 

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