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 日本は、ドイツイタリアと3国で輪番する、拒否権無し安保理の1席の要求を、国策にすべきである。

平成24年8月6日
Kensuke Yamazaki

 

 日本政府が提案する国連改革が失敗するのは、一国一票の悪平等の総会決定方式が原因の部分もある。
 だがそれは、途上国、とくに小国の横暴が原因で、日本の責任ではない。

 日本自身が過ちを犯しているのは、
 安保理改革において、今の非常任理事国の権限そのままを、日本が無任期で求めようとしていることだ。

ーーー
 国連は、安保理が極右・総会が極左の、極めて偏った構造だ。

 終戦直後は、
 戦勝国以外は、敗戦国・植民地・植民地にもならない無視されるような無資源の中小国(人的資源の欠如も含む)であって、
 5大国が世界の中心だった。

 今は、G8やG20というように、敗戦国や大きな旧植民地や能力不足だった中小国が、
 経済だけなら先進国・中進国と言えるほどに、力を付けてきている。

 それでも、安全保障、すなわち戦争に関する国力では、核兵器とミサイルを持つ国が、他国に影響するほど力を持つのが現実で、
 それ故に、安全保障に限れば、核兵器を持つ5大国と、インドパキスタンおそらくだがイスラエルの国力は、他を圧倒するのが現実だ。

 イランや北朝鮮が必死に核開発しようとするのも、核の力が突出している故だ。

ーーー
 自衛力しかない国は、安保理に力を持てないのが現実で、
 日本が、いくら拒否権がないとはいえ無任期の座席を持とうというのは、わがままなのである。

 もちろん、中小の途上国とは対等ではなく、国力や国際貢献の能力が違うのだから、
 おそらく、経済貢献を理由に、日本ドイツイタリアの3国同士で、3年や5年の任期で回すような拒否権無し安保理の恒常座席を1席、5大国に要求するのが、妥当な範囲なのである。

 日本ドイツイタリアが、分不相応な1国での無任期座席をわがままに要求するものだから、途上国が勘違いしてつけ上がって、過激で極左的な要求を5大国に要求し出す。
 それでますます、5大国はかたくなになって、途上国の要求共々に日本の要求案を、安保理拒否権で葬り去る。

 いわば、極右の5大国と極左の総会一票国と両方を、結果的に敵に回してしまい、日本の安保理改革案は一向に採用されなくなっている。

ーーー
 日本の伝統的な島国の社会性に比べると、大陸の国々は、特に革命の影響を受けた国は、すさまじくわがままで反社会的で自己中心的な人達が多い。もはや個人の特性と言うより文化とも言える。
 国際に慣れた外務省のエリート達は、「だから日本もがんがん主張すべきだ。」となりがちだ。

 しかし、日本が国力に見合わない勝手な主張をすれば、5大国も自分勝手な主張をしてくるし、結局平行線の議論に疲れて相手にされなくなれば、
 5大国に比べ国力が低いのに現状を変えたいと思っている日本が、損をするだけなのである。

 途上国相手も、立場が違えど同じである。
 ただでさえ総会平等1票の利権を得てつけ上がっている、世界でほとんど役に立っていない中小途上国が、
 日本の自分勝手な主張を見て、ますます手に負えない自分勝手な主張を「当然の権利」のごとく勘違いして、つけ上がってくるだけなのである。

ーーー
 結局は、初めは謙虚な主張をする必要があるし、その上で、「こちらがこれだけ謙虚に振る舞っているのだから、そちらも自分勝手な言い分は止めて謙虚になったらどうか?」
 というのが、個人の場合もそうだが、国際の国家同士でも、やはり必要なのである。

 島国の伝統的な社会の人は、大陸の国家しかも革命国家の社会と出逢うと、すさまじく反社会的で自分勝手な外国人達に驚くことになる。

 今や、日本が合衆国の属国になって久しいこともあるとは言え、国連に出される外務官僚も、国内の政治家や国民も、
 大陸の革命国家のまねをして、反社会的に自分勝手な主張ばかりしたり(交渉部局)、それを指示(政治家)/支持(国民)するから、

 結果的には、実質は「経済と技術こそ先進だが、それ以外は中進上位国の日本」が、5大国と他の中進国途上国中小国、それぞれを敵に回してしまい、
 結局、日本の主張や提案が、ほとんど通らなくなっている。

 挙げ句の果てには、ただでさえ能力以上に、総会平等票権限を得てつけ上がっている途上国に、悪い影響さえ与えている。

ーーー

 

 

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