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 衆議院選挙の前の、民主党の問題点 2 +大畠氏・甘利氏について。

 最近の政治動向を、まとめてみる。

ーーー

 政治は左派社会・経済は右派社会の、フランス革命・合衆国型国家において、

 簡単に言えば、
 経済の右派社会に十分に手を付けず、政治の左派社会だけを主に変えようとしたのが、
 小泉首相以降の自民政権。

 経済的には兵糧攻めに遭っている左派社会が、
 一部とは言え政治の既得権益を失って、
 更に経済でも、リーマンショックの外来影響があって、左派の家計はさらに苦しくなって、
 怒り狂った左派が、中道まで巻き込んで、自民党政権を潰した。

 麻生首相が、末期にあわてて、後先考えずに左派対策で経済ばらまきをし出したが、間に合わず時間切れ。
 ご自身も、恵まれた個人的境遇への左派の妬みも買って、前任者達以上に叩かれた。 

ーーー
 鳩山小沢政権は、新自由主義の小泉政権と、正反対をやった。

 政治の左派社会には手を付けず、経済の右派社会を攻撃。
 高校・こども・派遣制度、などを手始めに。

 左派は一息ついて喜んだが、今度は右派が怒り出す。
 
 しかし右派のマグマがたまって爆発する以前に、合衆国の対外政策という、一番やってはいけない、宗主国の虎の尾を踏んで、アウト。

ーーー
 その後の菅・野田政権は、
 経済は、依然として連合任せで、労働契約法のように、こっそりいつの間にか、労組のための左派政策を続ける一方で、
 政治は、鳩山・小沢氏の二の舞を避けようと、外交は、合衆国にひたすら従属。

 しかし、左派政治制度については、手を付ける以前に、
 震災と増税で、政権が落ち着いて稼働できずに、両政権共、ボロボロに。

ーーー
 増税に関しては、
 野田首相の育ったご家庭は、親が特別公務員だから、もちろんノルマは厳しく優秀者でなければならないが、経済的には優遇されていた。
 野田首相自身も、政経塾・県議・国会議員のキャリア。

 つまり、公共や公務員のことはよく分かる人。
 生計の給与を払ってくれるのも、公共機関。
 政経塾は、ノルマは厳しいかもしれないが、待遇は大企業相当。

ーーー
 実際には、零細企業や中小企業関係者が、増税の影響を、多く受ける。
 
 直接の公共受注企業でなければ、
 物を作って、受け流して、売ったり、
 売る物にサービスを付加したりして、
 民間を移動する金から、利ざやを得て、飯を食うのが、民間。
 

 ここの人達は、野田首相や財務省と、非常に相性が悪いことが、ありうる。

 特に、そういう民間企業人が、大きな余裕はないが、それなりに民間収支をうまくいっていたり、なんとかやっていけているなら、
 大きな公共サービスを、目の前で毎日受益するわけでもなく、
 ただ、負担と経営リスクだけが、増えていく。

ーーー
 岡田氏は、親兄弟は大経営者だが、本人は通産の行政官僚。
 前原氏は、地方議会。
 細野氏は、民間銀行シンクタンク。
 
 看板になる人達が、こういうキャリアが多いので、
 増税に関して、野田氏の不足を補える役割を果たせていない。

ーーー
 ただ救いは、国民の知的水準が、
 狂信的な福祉憲法の弊害はあるとはいえ、
 今のところは、戦前は帝国、戦後は経済のために、坂の上の雲を追う国民の努力により、
 平均的に高いので、

 ある程度は、理性的な、マクロな将来計算の話も、
 理解できる国民が、大半な事。

ーーー
 しかし、理屈で理解できても、
 目の前の生計生活に困るようでは、
 100年先の国家、10年先の共同体の話も、「後回しにしてくれ。」論が、
 国民の一部、先に述べたような民間所得者からは、
 悲痛な現実として、出てくる。

ーーー
 国の省庁で、民間企業に一番詳しいのは、経産省なので、
 そこのキャリアを持つ岡田氏の様な人は、民間を扱う公共としての立場では、
 増税を国民に説明する際に、適任ではある。

 更に、民間で起業してたたき上げて企業を成長させたような人が、民主党にいれば、より説得力も増す。
 結局、民間とは、複数の同事業組織が市場競争することで、事業重複はあっても、腐敗を無くして成果を高めることに、公共との差異がある。
 当然、強い人でないと、やっていけない世界。

 その世界を勝ち抜いた人には、より厳しい競争を勝ち抜いた人ほど、「優秀でなければ民間で生き残れなくて当然、やむをえないこと。」、という説得力が付く。
 しかし、そういうバイタリティあふれる人は、みんなの党にはいても、民主党には、私の知る限りでは、あまりいない。

ーーー
 増税自体は、国の財務なので、
 野田首相がトップでやることは、一理あるのだが、
 同時に、増税は、民間経済に影響が大なので、
 民間人に対応できる補佐役が、野田首相には、必要だったのだと思う。

 ところが、震災原発という緊急の仕事が出来て、
 対外には、領土やTPPの対応も、業務内容に来て、
 それらをやりながら、本来の財務や民間生計のことをやる困難にもかかわらず、

 どうも、野田首相が一人で背負って、周りも責任を押しつけて、
 十分な話し合いや説明が出来ないままに、時間切れで、決定する。

 しかもその際に、
 政局、すなわち、選挙信任制度での公約との矛盾も、強行突破する。

ーーー
 だから、経済右派社会において、
 公共のお目こぼし福祉に依存しているような極左からは、逆に喜ばれるのかもしれないが、

 福祉に頼らずに雇用でぎりぎり生計を維持している、中~左派労働者達、
 および、零細企業や中小企業でぎりぎり経営している、中~左派経営者達、

 彼らからは、
 増税は、メリットが少なく負担が多い、と判断理解され、
 更に左派だと、目先のことしか余裕も思考力もないので、
 怒りと憎しみを買う。

 政局政争もあれ、生活党を支持する人達がでてくるのも、そのあたりにある。

ーーー
 今回の選挙結果によっては、
 反増税党派が勝って、増税はキャンセルされるかもしれないし、
 反増税党派が勝っても、菅野田政権のように、約束の理想より現実の勘定、と言って、しかも前任者に責任は押しつけられるので、彼らも約束を破るかもしれない。

 増税問題でも、また振り出しに戻る可能性もあるが、
 ましてや、TPPや原発になったら、
 国民が安心して委託できる、少なくとも、これ以上の選択枝はあまりない、と思える人でないと、執行部はつとまらないと思う。

ーーー
 強い人が、弱い人の事情や立場を理解できない、ということはあるので、
 弱い人が、弱い人なりの、分相応の弱い権限を持った上で、政治権力に入ることは、間違ってはいない。
 昔の帝国のように、血統や納税額によって、下の方は権力参加に一切シャットアウト、では、彼らは、極左による無秩序破壊の、反体制革命に走る。

 しかし、やはり強い人が相応に権力を持たないと、
 政治は腐敗してしまうし、
 結局、一時の腐敗左派受益者は別として、
 マクロでは、社会が衰退するので、全員が損をすることになる。

ーーー
 TPPなら、岡田氏。
 原発なら、薄っぺらい選挙対策看板としての要望は論外だが、火中の栗を拾った功績として、細野氏。

 民主党には、この位しか、国民に実績を持って説得を出来る実力者がいない。

ーーー
 時間切れで、選挙次第では、政権を失うが、
 誰が首相で誰が副首相で誰がどの役職か、という小さい話は別として、
 
 なぜ、民主党は、
 TPPで、岡田氏や、民間を説得できそうな人を、もっと表に出さなかったのか?
 原発でも、細野氏や、大臣としては失格だが、専門家として事後対策には当たらせるべきだった大畠氏の様な人を、
 なぜ、もっと表に出さなかったのか?

 労組のように、数は力だ、組織力だ、とやっていても、
 労働力を必要とする同じ会社の経営陣以外は、説得できない。

 国の執行部になったなら、各役員の能力やカリスマを、フル動員しなければならない。

ーーー
 古典的中央集権政治のように、党首だけを、神の後光が差す光看板にしたり、
 逆に、党名や組織名だけで、片を付けようとするから、

 党首もピカ一の能力ではなく、党要領も単純で、党に実績や権威が少ない現状では、
 現在のように、国民支持が低く、特に増税TPP原発の3難題で、左派から叩かれまくる惨状になる。
 やり方を上手くやれば、叩かれなくてもいいような人達からも、相当叩かれている。

 少なくとも、マルチ詐欺を助長する人がいる生活党よりは、優秀人材は多いはずなのに、
 党首に一任で、おんぶにだっこしたり、
 逆に、労組や組織の看板に隠れたがる態度が、
 本当に執行陣なのか?自覚はあるのか?という懸念を産んでいる。

 もちろん、元々からの民主党の人材集めの限界で、人材の範囲に、一定の特性が掛かっている。
 更に、抜けた生活党にも、一部の中堅や、まれには優秀な人もいるので、純化路線をすれば、人材の範囲は、統合もしやすいが、狭くもなっていく。

ーーー
 どれだけ、今回の選挙で、不足分の人材を補えるか、だが、
 これだけ人気が悪く、止めに、信任制度の正反対の約束破りをしていては、
 立派な人材は他党で立候補しがちになるで、なおさら大変である。

ーーーーー
 ちなみに、大畠氏については、 
 前議員任期の間に、自身の尻ぬぐいの仕事をさせるのは当然で、理解もされるが、
 また立候補する根性が、私には、理解できない。

 電機労連には、他にも人材はいるはずである。
 大臣任期半年弱で、しかも菅首相の指示で、原発素人の海江田氏と交代されたとはいえ、
 あなた、日本の原発行政の最高責任者だった人だろう?

 副大臣に原発担当を丸投げしていたなら、経済産業省のHPに、歴代副大臣の名前リストを、きちんと載せろよ。
 どの副大臣が、原発担当だったかも、きちんと明記しろよ。

 私は夏頃に省に要望メールを出したが、全然、歴代の副大臣・政務官・政務次官リストを、載せてくれないのは、どういうことだ?
 責任を取るつもりが無いから、名前を出さないのだろ?
 (内閣府防災担当の副大臣以下も、同じ。)

ーーー

 大畠氏が老人だったので、震災後の原発危急時に、菅首相は、大畠氏を経産に戻さないで、
 若いが、明らかに原発危急時の適任でなかった海江田氏を、続投させたのだろう。

 しかし、そもそも、あまり老人でなく、若過ぎもしない、50代前後の人を、電機労組が政権に送っていたら、
 海江田氏より適任なその人が、経産政務の仕事を、原発危急時にも、続けられたはずである。

ーーー
 国の政治は、
 最近は、細かい話は、議員に持って行くよりも、役所に直接持って行く方が、解決することが多い、と思ってきた。
 多忙故もあった。

 だから、最近は、私もあまり国会議員の先生に話を持って行っていなかったが、

 「歴代副大臣以下の名簿と担当分掌を、HPに載せて欲しい」、という、
 私が夏頃に経産と内閣府防災の役所に送った要望が、無視されたのは、
 
 それは、そんなに役人が責任を負いたがらないような、
 大きな政治的な陳情だったのだろうか?

ーーー
 甘利氏が立候補するのは、コメントにも値しない。
 相当な年月を、経産の大臣として与えられたはずだ。

 ご自身ではなく原発担当副大臣の責任だというなら、その人の名前を出して欲しい。

 いずれにせよ、神奈川の有権者が、バカでなければ、妥当な投票結果を示すと、思っている。

 
 

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