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 マザーテレサの失言について。

 政治家に失言があるなら、他の業界の人にも、「失言」があって当然である。

 マザーテレサは、緒方貞子と違い公権力に手を染めず、
 バチカンとして国連票は持つとはいえ、基本的に一宗教法人の広告塔の人だったから、
 私は、緒方貞子に対するような、痛烈な批判はするつもりが無い。

 ただ、世にマザーテレサの言葉として知られている、
 「愛の正反対は、無関心だ。」という言葉は、理論として「誤り」であることは、ここにはっきり指摘しておきたい。

ーーー
 マザーテレサのような「現業」の人に対しては、
 現業で行った「行動実績」で評価すべきであって、
 「言動や理論」で評価すると、かえって本人の評価を下げる可能性があることは、
 本人の支持者たちにも、理解していただきたい。

 それほど権力の上位者にならなかった現業職のマザーテレサが、
 理論分析で間違ったとしても、
 本人や支持者達が、間違った理論を正しい理論として世に広めて、不要な混乱を招くようなことをしない限りは、
 恥ずかしいことではない。

ーーー
 「愛の正反対は、憎しみである。」
 これが、正解である。

 無関心は、たいてい、薬でもなく毒でもない人に対する感情である。
 だから、愛と憎しみの間の、中間・中立であって、
 どんなに間違っても、愛の正反対ではない。

 マザーテレサは、高年になって著名人になって、所属法人の中では多少のわがままが通るようになって、
 広告塔であるがゆえに、単純に現業の立場から、支持者や寄付が増えてほしかったから、
 中立の無関心層に、ご自身へ振り向いて近づいて来て欲しかったのだろう。

ーーー
 だが、
 このマザーテレサの言葉を、
 ご本人のような、100%近く人生を利他に生きて周りが普通に思う、高齢者ではない、
 あまり知能が高くない階層の若年や中年が、
 言葉通りに受け取ると、
 実際には、問題となる事例があるのも、
 事実である。

ーーー
 利他的行動が好きな若年中年という人たちは、
 要は、その年齢ですでに人生の先が見えた、
 権力闘争の直接の敗者・脱落者達(男性)、
 そういう男達にしか生殖相手に選ばれない釣り合わない、やはり間接的に権力闘争の敗者・脱落者達(女性)
 だが、

 そういう人たちが、
 「愛の反対は無関心だ。」という理論を、
 「(彼らに近い現業の世界の)立派な人が言ったから。」と狂信すると、
 どうなるか?

 要は、ストーカー犯罪の温床になるだけなのである。

ーーー
 マザーテレサの理論の中では、
 無関心、すなわち毒でも薬でもない中立、が過剰に否定されているので、
 彼らは、中立的行動をとれず、
 愛か憎しみの、両極端に走るのである。

ーーー
 実際には、
 世の中は、
 損得(Y軸)が基本なので、
 どういうタイプの損得を大事にするか?の価値観(X軸)の、細かい優先順位の違いはあっても、
 総合的に損か得かは、はっきりするのが、世の中である。

ーーー
 相手のことが好きだからといって、相手が自身を好きでないなら、
 片思いで、たかられて損をして、好きの程度が下がるのが現実。

 逆に、相手のことを嫌いだからといって、相手が自身を嫌いでないなら、
 相手が自身に配慮するので、それほど険悪な関係にならないのも、現実。

 結局、両方の事例とも、中立に収斂していくのが、現実。

ーーー
 そういう中立を否定する理論は、
 はっきり申し上げて、
 世のため人のためにならない、結果的に、社会に損害を撒き散らす、
 邪悪な理論なのである。

ーーー
 憎しみは、敵意であり、相手に損害を与えようとする行動の原因になる。

 その憎しみが、中立よりは良い、とマザーテレサの理論では教えられているので、

 愛としての利益を相互に与えられない、良縁で無い人間関係同士が、
 無理して傷ついてまで、近づいて、勝手に苦しんで、
 結局、片方もしくは双方に憎しみの感情が発生して、
 加害行為・損害行為が発生するのである。

ーーー
 しかも、その憎しみや結果としての加害損害が、
 「無関心」「中立」よりましだと、マザーテレサ理論では分析されているので、

 一番たちの悪いことに、
 憎しみや結果としての加害損害を、
 当事者達が、評価としても、全く反省しないで正当化する、
 こういう現象になっている。

ーーー
 これは、行動者として現業で立派だった人が作った、誤った愚劣極まりない理論分析を、
 周りの人たちが、理論の過ちを見抜けなかったがゆえに発生した、
 悲劇の事例である。

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