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 宮本雄二さんへの反論。

(以下、途中まで引用。)

 毎日新聞 2013年11月15日
 経済観測: 日本の好感度はこうして上がった=宮本アジア研究所代表・元駐ミャンマー大使、宮本雄二

http://mainichi.jp/shimen/news/20131115ddm008070149000c.html


 2000年代の初め、ミャンマー大使をしていたころ、軍事政権だということもありミャンマーに大使館を置いている国は多くはなかった。おかげで、それぞれの国が行うナショナルデーのレセプションには皆、お互いに律義に参加した。私もそうした。不義理をすると私の主宰する天皇誕生日のレセプションに来てくれないかもしれないからだ。最後は人間関係がものを言うのは、どこでも同じことだ。おかげで各国の大使や国際機関の代表とは、しょっちゅう顔を合わせた。

 あるレセプションの場で、ある国の大使が「日本の援助こそ本当の援助だ。日本だけが何の条件も付けずに、自分たちの国の発展を心から支援してくれた。心から感謝している」と言ってくれた。その場にいた開発途上国の他の大使たちも「援助した後も自分たちでプロジェクトを維持管理できるようにと、自分の国の技術者を養成してくれた」と口々に語り始めた。そう言えば、1970年代の終わり、革命政権となり、まだ国交もないアフガニスタンの外交官から、「日本が援助してくれたテレビ局は、まだ立派に活躍していますよ。心から感謝します」と語りかけられたこともあった。

 日本の援助が、このように評価されていることを知り、本当にうれしかった。彼らには「相手国の自立を助けるという日本の援助理念に忠実にやってきただけだ」と答えた。表向きはアンタイド、つまり援助資金と援助国企業は関係ありませんという顔をしながら、実際は、厳しい政治的要求やそれ以外の条件を付していた国が多かったのだ。

 戦後日本の、このような“お人よし”の行為の積み重ねが、多くの人たちの心をつかみ、日本に対する好感度を上げていたのだ。日本は“日本式”にやるのが良い。
  」

 (引用終わり)

ーーーーー
 この宮本さんという元ミャンマー大使(後に中国大使)の方が、
 律儀にまじめに、欠かさずパーティーに通って、大使の仕事をしたことは、理解できる。 
 この方の能力と先見性の範囲で、まじめに外交官として、定年近くまで働いたことも、理解できる。

 実際には、何も条件をつけずに金をばら撒けば、それ程の利他行為は無い。
 利益だけをばら撒いた相手国には、感謝する相手国もあるだろう。

 しかし、「相手国の自立を助ける日本の援助理念」は、結果に結びつかなかった。
 それは、台風ひとつの災害を、自国で回復できない、もっと言えば、災害を最小限にするための努力を自国で事前に準備できていない、フィリピンの現状を見ても、分かる。

ーーー
 宮本さんが「お人よし」をよいことだとするなら、
 ぜひ、
 国家の金だけでなく、個人の事業資金でも、やってみて欲しい。

 日本国家にとっての、50億円(フィリピン台風援助)、100億円(協力隊制度)、1,000億円(JICA)は、
 年収500万円の会社事業での、500円 ・1,000円・1万円に相当する。
 
 

 宮本さんは、自社の会計全体にとっては少額だと思って、
 どんなずさんな経営内容や事業目的をしているよその会社にも、
 融資をお願いされたら、
 一切の見返りを求めず、指示も出さず、
 「お人よし」の銀行として、「感謝」されるためだけに、
 利子も取らずに無償で、融資してみてはどうですか?

 個人単位で、そこまでしていて、
 ちりも積もれば山となる多くの他社相手に、「感謝」以外返ってこないことが確実の融資に費やしていて、
 毎日メザシどころか納豆も食えない粗食をしているなら、
 ある意味で、宮本さんは、人格者でしょう。

ーーー
 宮本さんは元外交官なので、事業収益以前に貯蓄資産も豊富でしょうから、
 もし私が融資を依頼したら、
 更に桁が上がって、ウン万ウン十万円の単位で、先のような条件で、融資してくれるのでしょうか?

 その条件なら、たしかに、自宅や会社の壁に、宮本さんの写真を貼って、事業中は定年年齢まで、毎週、宮本さんの写真に拝礼することも、よろこんで考えますよ。

ーーー 
 何年か前に、障害者の「自立」のことで、欺瞞な制度について、書いた。
 
http://kensukejamor08.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-8697.html

 要は、どうあがいても自立する能力が無い人達に、無理に見かけの「自立」を求めても、
 詐欺やたかりの温床になるだけ、ということを、書いた。
 「自立」という目的自体が、間違っているのだ。

 これと同じで、
 持続的に国家をまともに運営する能力の無い民族に、無理に「自立」を求めれば、
 最後は、永遠に先進国に援助をたかり続ける、ハイチのような、惨状国家・破綻国家にしかならない。

ーーー
 劣等民族に対しても、その民族内の能力比の中で、
 1ペアが作っていい子の数を、優秀2普通1劣等ゼロとする、人口統制政策をさせて、
 人口数を減らさせて、
 途上国には、災害に耐えられるだけの余裕のある適正人口の中で、
 国家を運営してもらわなければならない。

 単純作業労働や性産業で外国人を使おうという、産油国や先進国の人達自身も、
 国内での競争に負けると国内では飯を食えないから、どんな悪い雇用条件でも生きるために外国で働くといってくる、途上国の人間に、
 甘えている点は、あるのだ。

 靴下も自分ではけなくなった専制王朝の清のラストエンペラーを、
 産油国や先進国の民族は、笑えるのか?

 やりたくない現業の危険な仕事を、途上国の人間にやらせているうちに、
 将来、武家無しでは権力闘争が何もできないお公家さんのようになって、
 最後は、権力まで取られるのが、オチである。

ーーー
 宮本さんは、現在は、定年後の小遣い稼ぎと趣味のために、民間の宮本アジア研究所を経営しているのだろうが、

 もし、ご自身が、20代30代で子育てしている時に、宮本アジア研究所を経営していたら、
 外務省での数年~5年ほどの後輩で、そう遠くない将来に、田中アジア研究所や山本アジア研究所を立ち上げる構想をしているライバル達に、
 「無償で」、「何も見返り条件をつけずに」、それなりの金額の融資やノウハウ援助をしたでしょうか?

 そんなこと、絶対にしないですよね。
 下手をすれば、自分の会社自身が、後輩に恩をあだで返されて、競争で滅ぼされて、家族が困りますよね。

 宮本さんが悠長なことを言っていられるのは、現在、定年後の道楽で、生活や子育てに関係なく、民間研究所を経営しているからですよね。

 日本と途上国の関係は、
 20代30代の宮本さんと、宮本さんの商売敵になりうる世代の後輩との関係と、
 何が違うのですか?

ーーー
 宮本さんのいう援助は、感謝される目的としては、「理想」かもしれない。

 しかし、その理想を追求していられる経済余裕が、日本のどこにあるというのか?

 宮本さんの研究所の事業費は、毎年の収支以前に、外交官の時の貯蓄で溢れているのでしょうが、
 日本国家の会計は、国債まみれで、年度収支も赤字なのですよ。

 自分の事業費と国の事業費を、混同するのは、はっきり申し上げて、止めて欲しいのです。

ーーー
 外交官の本質は、生きて帰れないかもしれない敵国に、最後の交渉に行く使者、というのも、その業務であるはずだ。
 歴史を見れば、わかる。

 今は、外交官特権は、さすがにどの国家も認めているので、
 まれに、破綻国家や内戦国家で、大使館内を違法に荒らされることはあっても、外交官が外国で殺されることは、合衆国の外交官でもなければ、めったにない。
 しかし、合衆国の外交官は、いざとなればそうなる可能性を負ってまで、妬まれ嫌われながらも、敵対国に赴任しているのですよ。

 何かと、好かれ歓迎されることに慣れた、日本の外交官たち、
 平和ボケしているのではないですか?

 異国の地で異民族相手に、国を背負って死ぬ覚悟どころか、嫌われる嫌がられる覚悟も無いなら、
 就職する職種をまちがえているのではないですか?

ーーー
 宮本さんについてのWiki
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E9%9B%84%E4%BA%8C

 

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