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2014年9月

 1強多弱の、政党情勢について。

平成26年9月21日
18時12分
Kensuke Yamazaki

 

 私は、単純数合わせの選挙や議会投票には反対だが、
 ここでは、便宜上、わかりやすくするために、
 能力係数をまだかけていない、単純数あわせでの現状での、
 与党野党について、述べる。

 

ーーー
 一強多弱と言うが、
 94年からの自民党は、「小泉政権の中期~麻生リーマンショックまで」を除けば、世論調査党・多数票志向党と化しているのだから、こうなるのは当然。

 

 世論調査にミスがあったり、リーマンショックなどの急激な変動に政策が追いつかない場合を除き、
 世論調査をして、各政策ごとに、X(人口)Y(政策)軸で、ここのY値周辺に多数のX値が重なる山が分布しているだろうという、
 山を見つけて、
 理念は一切捨てて、そこのY値にあわせた政策を採れば、
 それは、多数の支持を得られる。

 

ーーー
 2大政党というのは、
 重要だとされるほとんどの政策で、2つの大きな山が、分布しているような状況、 
 冷戦構造で、合衆国とソ連のどちらにつくか、それで世論が分かれる、
 そんな社会でなければ、そもそも、起こりえない。

 

 なぜ合衆国で今も2大政党制なのかはよくわからないが、
 山が2つあって2大政党になるならともかく、
 大きな山が一つだったり、小さな山が分立していたり、平坦だったりするのに、
 結果的に2大政党を作ろうというのは、
 原因と結果の履き違えであって、筋道が違う。

 

 おそらく合衆国は、政治で、孤立主義リベラルと、国際主義フランス革命普及とで、2つの山がある。
 経済で、保護貿易と自由貿易の山、最近では、内経済での自由経済と規制経済の山、もあるが、
 結局、覇権国の合衆国は、戦争や外圧で外国から資源を取ったり、交渉を有利にすることが可能なので、
 経済は、政治の2の次の重要度になっている。

 

ーーー
 大きな山が一つや、小さな山が多数や、平坦な山の社会では、
 与党が、山の総量の過半数に迎合した政策を採る限り、
 野党は、理念を世論調査より大事にしているか、変わり者たちの山だから、野党として存在するのである。

 

 野党は、与党が山の過半数から外れた政策をするミスでもしない限り、
 そういう社会では、そもそも与党に対抗する勢力に、なりえない。

 

 移民だの、別の山を持ってこようとする政策などは、
 変わり者が集まった、ある野党のある党派(私が知る範囲では、民主党の一部)が、党勢派閥勢を拡大することだけを目的にして言っている事であって、 
 そんな下らない目的のために、社会不安や貧困がもたらされるなら、
 変わり者野党派閥以外の、他の野党も含めて、他の国民達には、大迷惑なのである。

 

ーーー
 与党党員に鞍替えするのではなく、
 現野党に在籍のまま、将来与党になりたいなら、
 信念を捨てて、
 現状の数合わせ制度なら、多数派の山に迎合して、世論調査党と化した与党とは、政策の違いではなく、人物の違いで勝負するか、
 または、数では互角かわずかに劣勢だが、自分たちのほうが高能力の人間達の意見だ、数合わせに能力係数も入れろ、と言うか、
 そういう方法しか、無いのである。

 

ーーー
 自民党は世論調査党と化したがために、候補者選別に、若干は甘くなっていて、
 高度成長バブルの全盛期ほどには、全ての候補者が優秀者と言うわけでは、ない。

 

 しかし、それ以上に、一部を除けば、ダメな候補者ばかりを公認している民主党が、  
 人物の違いで、自民党に勝てるわけが無い。

 

ーーー
 小泉政権時に中道左派の支持を失って、選挙任期切れで敗北した自民党は、
 復帰後は、
 世論を味方に維持しようと、
 前世紀の戦争についての歴史問題などを除けば、
 昔の自民党左派どころか旧社会党と大して変わらない政策まで取り入れているので、
 
 理念を言ったままや、たいしたことの無い人物を候補者にしたままの野党が、勝てる見込みなど、無いのである。

 

ーーー
 また、これは重要なことだが、
 選挙民が、女性っぽく、能力より身近かどうかの共感で候補者を選ぶようになって、
 民主党のような野党が、平凡な人物を候補者に選ぶことで、
 現状選挙制度での、選挙の勝ち負けや、議会投票の勝ち負けだけでは、
 自民党に匹敵したり、場合によっては勝てるようになったとしても、

 

 それはそれで、
 政権はとったが、議員に政権運営能力なし、または有意に低い、という、
 前回の民主党政権の2の舞に、なるだけ。

 

 これはこれで、自民党公明党も、候補者の質を、共感を重視して落としてゆけば、
 同じように、
 政権は防衛できたとしても、政治がまともにできない議員集団を生んでしまうだけ、ということでもある。

 

ーーー
 渡辺嘉美さんが、
 ご自身の政策に本当に自信や確信があって、
 こちらの政策のほうが本当は世論の支持を得ている、
 今の与党はミスをしている、
 だからこちらの政策を受け入れろ、
 受け入れるなら、閣外や、条件次第で閣内で協力してやる、
 というなら、
 単に与党になりたいから政策を捨てて屈服迎合したいというのではないならば、
 それ自体は、
 浅尾派が言うほど、見苦しいことではない、とは、思う。

 

ーーー
 ただ、たとえ優れていた政策であったとしても、
 世論が理解や支持をしていないならば、
 今の自民党や公明党には、いくら営業しても無駄な可能性はあるのだから、
 
 その場合は、
 世論調査の結果を示して、自公政権を説得するか、
 (説得が成功したとしても、恩に着せて与党入りできるか、ただアイデアの先駆者としてだけ世論に記録されるかは、これは、与党次第。)、
 世論が支持をするまで、辛抱強く野党として世論を説得したり待つか、
 そもそも単純数合わせの選挙や議決制度のほうに問題があることを、議員内や国民相手に突いていくか、
 どれかをしなければ、いけなくなる。

 

ーーー
 ただ取引をして、渡辺さんの政策を与党にねじ込む、といっても、
 現状の数合わせでは、与党は数に困っていないのだから、
 まったく買われないわけでもないだろうが、
 必須ではない余分な議席の支持を、安く買い叩かれるのがオチなのは、目に見えている。   

 

ーーー
 だから、渡辺さんは、
 政策を与党に採用して欲しいのか、
 ご自身や派閥議員が与党入りして、副大臣や政務官やなんらかの党内ポストが欲しいのか、
 もう少し、はっきり説明したほうがいいと思う。

 

 ご自身や派閥の権力参加目的なら、
 自公政権が、このポストに絶対に欲しい、自党内では替えがない人材だと、
 みなすだけの能力を、
 渡辺さんや派閥員が持っているのか、
 それも、相手にされるかされないかの、原因にはなる。

 

 どこにでもいる閣僚経験者や議員の1人とみなされれば、
 数に困らない与党には相手にされないのは、自明の理。

 

ーーー
 第2の小沢民主党をつくれば、
 それで自民党と決戦はできる、
 といっているほうの派閥も、
 
 だしかにつくれば2大政党になり、決戦はできるだろうが、
 勝てるかどうか、勝ったとしても政権能力が低ければ意味があるかどうか、
 そこまで考えていないなら、

 

 もう一度、小沢民主党の後継政党を作って決戦しようという、
 手段(2大・決戦)が目的と化しているとしか、
 思えない点も、あるのだが。

 

  
 

 

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