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2015年6月

 沖縄の人達は、特に上層部は、各自が責任を持って、基地問題への対応を、決めて欲しい。

平成27年月8日
午前2時42分
Kensuke Yamazaki

 沖縄の基地反対勢力の、主要な動機は、
 要するに、
 
1、
 まだ地上戦の世代から2世代目までが、人口の大半だから、
 本質的な合衆国嫌いと、負ける戦争をした東京の中央政府への不信感、
 これらが、消えていない。
 
 一方で、
 
2、
 直接統治ではなくなっても、
 戦後直後の占領軍統治からの継続事業である在地米軍に、もう我慢ができなくなってきた。

 これなのだと、思う。

ーーー
 今は、1+2が、最大値になっているタイミングなのかもしれない。
 
 少し前なら、1が大きくても、2は少なかった。
 将来は、1は減るだろうが、2は増えていく。
 
ーーーーー
 基地の偏在は、本質的な理由ではない、と思う。

 宇宙ロケットの基地が、国内で種子島に偏在していることに、地域の人達は、文句を言わない。
 むしろ誇りにして、喜んでいる。
 
 宇宙ロケット基地の偏在の理由は、地球物理学(赤道近くほど、燃料が少なくてすむ。)だが、
 それすらも、本来なら、宇宙ロケット基地も、沖縄に設置した方が、純粋に宇宙物理学の点だけでは、コストが理にかなう。

 それをしなかったのは、
 中央政府に、
 まだ米軍の直接統治の時代だったのかもしれないが、
 沖縄は、下手をすると外国に取られやすい土地、失うかもしれない土地、という、
 安全保障や地政上の、慎重策があったのかもしれない。

ーーーーー
 一方で、
 偏重を言うなら、
 沖縄の原生林の比率は、本土に比べて、恵まれすぎている。

 北部の原生林を、もっと木材用の人造林にしなければ、「本土と同じ比率」には、ならない。
 本土には、北海道の奥山を除けば、白神山地・富士の樹海と、急斜面地・高山くらいしか、原生林は、無い。
 
 やんばるなど、今の原生林の25%程度だけ保護して、自然公園や保護区規制から外して、がんがん林業開発して、そこに基地を作っても、土地利用の比率だけを考えれば、全然いいと思う。

 あまりに絶滅しそうな種類は、栽培や養殖が可能なものは、都市の動植物園で人工飼育すればいいし、それすらできない種類は、絶滅することも、多少は、やむをえない、と思う。

 絶対に1種でも絶滅を許さない、という極端な自然保護勢力は、
 何も考えないで、商業利益だけに突っ走って、たくさんの種を過剰に絶滅させてきた、大航海時代以降の、金に目がくらんだ人為宗教勢力と、
 方向性が違うだけで、極端な馬鹿達であることでは、同類である。

ーーー
 実際には、現代の抑止力を主流にした軍事では、
 基地を市街地のそばに置きたい、そのほうが、市街地が抑止力になりうるし、万一、攻撃をされても、反撃の口実ができる、
 そういう面も、あるのかもしれない。

 だから、北部を開発しても、そこにある程度市街地を作らなければ、米軍も、移転に賛成しない可能性は、ある。

ーーーーー
 どうしても、県の沖縄本島の総意として、辺野古の里海を守りたい、
 その意見が、県内の過半数の意見だ、
 という住民投票結果が、もし出たら、

 その時には、
 合衆国も、日本に押し付けたほど、国の政体が、民主主義政体なのだから、
 非常時だから米軍の行政判断でいく、とならない限りは、
 民意を尊重しなければいけなくなる、
 それが、本来の筋である。

 そうなった場合を、どうも、合衆国政府も日本の中央政府も、
 あまり想定していないんじゃないか?という気すらする。

 冷戦期の典型的なダブルスタンダードである、
 植民地の中央を抑えておけば、植民地には民主的でない強権政体も認めて、合衆国に都合のいい政策をさせる、
 この継続が、今でもできる、と考えているふしがある。
 
 実際に、情報機関や米軍に工作させれば、合衆国より弱い国相手には、今でもできるだろうが、
 それはそれで、さまざまな禍根や反米感情を作り出すのは、目に見えている。

ーーー
 本島に民意を尊重するなら、

 住民投票をやらせて、
 負けたら、(辺野古案が否定されたら)、
 そうなったら、

 本当に辺野古は撤回します、
 米軍の半分は、偏重軽減のために、鹿児島の離島・日本の3島・合衆国の離島で、引き受けます、
 その代わり、本土に比べ「偏重」している原生林も、少なくとも今の面積の半分までは、削って壊します。絶滅種が出ないように努力はしますが、出たら出たで、仕方ないとします、

 そういうことを、住民投票の選挙運動のときまでに、
 ちゃんと、広報する気があるのか?

 こういうことを、今の時点で、何もできていないなら、
 やはり合衆国と米軍・日本の中央政府は、
 もし本当に、沖縄の人達の「民主主義」を尊重する本心があるとしたらだが、
 あまりにも怠慢で、何もしていない、ということになる。

ーーーーー
 ただ、私は、沖縄の人達に、特に、権力者には、問いたいことが、ある。

 沖縄の犠牲の上の敗戦時に、沖縄の駐留日本軍の司令官は、責任を取って、自決した。死ぬ前に、天皇に、沖縄への後々の配慮も、奏上した。
 東京の政府も、天皇は、権力を失う以外には、何もたいした責任を取らなかったが、
 国の幹部たちは、自決するか、合衆国の政治裁判で死刑になる道を、受け入れた。

ーーー
 沖縄の人達は、あの位置に、米軍が無くて、
 日本全体はもとより、沖縄だけでも、安全に、今後すむという、十分な政略的軍事的な見通しを持って、
 今の政治的主張をしているのだろうか?

 沖縄にこれだけの米軍兵力が必要、今の兵力は過剰であり、他の位置取りでも安全、
 現行が、心配性すぎる過剰防備だ、
 または、不要な侵略のための攻撃態勢だ、
 というなら、
 それはそれで、ひとつの政治的な判断、未来予測である。

 問題は、その予測が外れた時、
 どうするつもりなのか?

ーーー
 外国に占領されても、
 沖縄の人達は、中国なりイスラム国なりの植民地なることを受け入れればいい、
 今よりたいした変化は無いだろう、
 という予測なのかもしれないが、
 
 それすらも、もし外れれば、
 別の外国からの、よりひどい支配下に陥れば、

 それは、沖縄の人達自身が、馬鹿を見て、自業自得で、責任を取らされることになる。

 おそらく、扇長知事やその直系子孫は、
 中国政府やイスラム国に守られて、要塞の中で生き続けたり、宗主国本国に移住するか、
 または、宗主国に守られずに、沖縄の民衆に殺されるかの、
 どちらかになる。

ーーー
 しかし、それらは、沖縄本島内部だけの話であり、
 日本本島や合衆国との関係を考えれば、

 沖縄の民意を尊重した結果、
 日本本島がシーレーンを中国に奪われて、
 合衆国が、東太平洋の勢力圏を削られて、
 大損をすれば、
 
 それは、
 当然、
 日本の中央政府や日本本島の人達はもちろん、    
 合衆国の人達も含め、
 今度は、逆に、日本本島の人達が、沖縄の人達に、怨恨を抱くことになる。

 つまり、
 安易な判断をして、
 結果が悪くならなければ、それですむのだが、
 結果が悪くなれば、
 当然、なんらかの責任は、ついてくるのである。

ーーー
 沖縄の人達が、
 反米感情・本土への不信感・都合のいい分野だけしか意識していないとはいえ、偏重への反発、
 これにより、ある一定の政策への民意を作ることには、

 よその人達は、
 冷戦期の合衆国の情報機関や軍のような、恨みを買って評判を悪くする手段を用いるのでなければ、
 何もできない。

 本土が見返りでばら撒いた金は、
 本土も現地も、適切な赤子政策を、指導も主張もしなかったために、 
 結果的に、沖縄の人達は、持続的に豊かにはならないとはいえ、
 少なくとも、戦時中や戦後直後よりは、
 生活水準の向上は、もたらした。

 「もう金よりも、大事なものがある、生活水準は十分だ。」、と言いだした、沖縄の人達の民意を、 
 本土の人達は、金では、止められない。

 合衆国の連邦政府が、行政府として、伝家の宝刀に持つ、手段を選ばないような手段も、
 おそらく日本の中央政府には、戦前はともかく今の時代は、
 3・11以前の反原発派のような少数の弱い人達相手にはともかく、 
 1県の多数派には、用いられない。

ーーー
 合衆国自体が、
 輸出すれば輸出するほど、自国の敵を作ると言う、
 矛盾のある、民主主義の政体から、自国の建国経緯のために逃れられない以上、

 沖縄の人達は、
 このまま、基地を受け入れないことを、民意として、突っ走るなら、
 合衆国の行政府が非常の手段を、とらない限り、
 日本の中央も、合衆国の民意も、止めないだろうから、
 
 そうなったとき、
 結果責任が、
 扇長氏は、所詮、沖縄島内の代表責任であって、
 本質的には、選挙権を持つ沖縄の有権者全体に、
 後々に、降りかかってくることを、
 「覚悟して」、やって欲しい。 

ーーー
 万が一、
 米軍の数が沖縄地域から減ることで、
 政略上、失敗したときに、
 本土に迷惑をかけたら、
 本土の人達が、不要に死んだり飢えるほどの事態になったら、
 
 敗戦後の、本土の昭和天皇はともかく、
 自決した司令官や、政治裁判の露に消えた日本帝国政府の幹部に比べ、
 見苦しいまねは、するなよ。

ーーー
 でも、そこまで先を考えている、考える能力があるのは、
 沖縄でも、上層部の人達だけだろう。 

 他の中堅や下層は、
 どうせ責任も取らないで逃げ回る、性質の悪いのは、無実でも上層に転嫁する可能性があるのに、
 目先の感情や、県政市政水準の損得だけで、動くのだろう。

 でもこれらすべてが、合衆国が、空襲と原爆で、日本全体に押し付けた、民主主義の結果である。

 フランス共和国も合衆国も今は健在である以上、
 この流れは、沖縄の人達にも、日本本土の人達にも、合衆国の人達にも、 
 止められない、
 そうなのだろう。

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